懐食みちば、卯月の夜席

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今月の「懐食みちば」は、正直やばかった…

今回は、いつも一緒に行く美の伝道師のSさんが、急きょの体調不良により、私1人のお食事会となりました。

ちょっと、寂しかったですが、1人なので、その分、お料理を五感で味わい尽くそうと思って、お店に行きました。

お店のみなさんにご挨拶をして、お店の奥に飾ってあるお花をパチリ。

ホタルブクロかなぁ…なんて紫色のお花と、白いアリストロメリアが活けてありました。

席に座って、【卯月:4月の御献立】を眺めました。

春本番を感じさせる「ホタルイカ、鯛の子、稚鮎、菜の花、木の芽、新じゃが新玉ねぎ、・・・」なんて言葉が目に付きました。

飲み物はいつものですが、「特製こだわりレモンサワー(※ 静岡産、生姜と甘夏の香りを抽出したクラフトジンを使用。)」を頼みました

少し水滴で曇ったグラスの外から、レモンの輪切りと、くし切りのレモンが顔を覗かせ、

グラスの表面には、柑橘の果肉が浮いていて、炭酸がぷくぷくするたびに、その果肉が動いててて、なんか妙に可愛く感じました。

グラスを口に運ぶと、柑橘系の良い香りが・・・。口に含むと、そのシュワシュワ感と、甘酸っぱさが、今日一日の疲れを吹き飛ばしてくれました。

最初のお料理は、いつもの「御献立」に載っていない、健菜(けんさい)です。

【健 菜】

今回は、静岡県産のアメーラトマトの天ぷらでした。まるのままのトマトに、薄く衣をつけて、素揚げしたものです。

香りは、揚げた天ぷらですので、天ぷら油の香りだけがしましたが、歯で少しトマトの皮を破ると、トマト独特の香りや甘味、酸味が口いっぱいに広がりました。

私的には、煮ても、焼いても、揚げても、アツアツのトマトの甘酸っぱさが大好きです。

【先 附】は、

いつもの、「一番出汁」。色合いを眼で眺めて、「今日は、少し濃いのかなぁ…」「鰹節の良い香り…」、口に含むと、唾液がジワァ…と出てきました。

【前 菜】は、

・チンゲンサイのおひたし、 ・ホタルイカの酢味噌、 ・鯛の子の煮こごり、 ・稚鮎の唐揚げ  ・黄金チーズ でした。

板前の林さんに、「タイの子って、このツブツブのですか?」って聞いてたら、「はい、そうです。今ちょうど煮てますのでと。」言われて、煮たての鯛の子を特別に頂いちゃいました。

このタイの卵をほぐして、ゼラチンや出汁を入れて固めたものです。とのことでした。この、小さな1品も、手がこんでるものなんだなぁ…と思いながらいただきました。

あと、前菜のお皿には、「ツツジのお花」と、「ピンク色の桜の花びら」みたいなのが添えてありました。私が、花びらの形をしたものを、箸でつまんで香りをかいでいたら、

板前の林さんが、「それは百合根ですので、食べられますよ。」と優しく教えてくれました。

「桜が散って、ツツジが咲き始めた…」まさに今の季節を、この前菜に表現されてて感銘を受けました。

このあたりで、レモンサワーを飲み干しちゃいましたので、次は、日本酒に。先月までは、熱燗の「都美人」でしたが、温かくなってきたので、

山梨の冷酒「七賢(風凛美山)」をお願いしました。キリッとした辛口のお酒で、和食にピッタリだと思いました。

【御 椀】 

桜鯛の潮汁、菜の花、大根ふき

潮汁は、桜鯛の頭とか骨をじっくりと煮込んだものに、先ほどのかつお節の出汁を合わせたものとの事でした。

最初に飲んだ、かつお節の上品なうまみに加え、桜鯛の骨から出た濃厚な味との相乗効果で「魚を丸ごと食べている」そんなふうに感じられました。

【造里(刺身)】

本日のお刺身は、鹿児島産のカツオ、長崎のサワラに、愛媛の鯛です。※写メを撮り忘れました・・・

カツオは、中トロのように脂がのってて、口の中でとろけるようで、美味しかったので、板前の林さんに、そのように伝えたら、「今日の鹿児島産のカツオは、当たりでした。」と言われました。やっぱりと思うと同時に、自分の舌もまんざらじゃないなぁなんて・・・

ゆびきの鯛は、口に入れて噛むとコリコリする感じが面白かったです。こちらは、さくの物を見せて頂きました。

【焼 物】

桜マスの木の芽焼き、茗荷、長芋添え

マスの川魚特有の味や、香りを、白味噌がうまく包んでいるように感じました。

【口 替】

「新じゃがと天豆サラダ、帆立、ごぼうチップ」

下の緑色のものは、春キャベツを湯がいてすりつぶしたもので、その上の黄色いものは、はっさくをほぐしたものです。

この様に、まぜまぜしてお召し上がりください。とのことでした。

次がお肉ですので、カリフォルニアのberinnjya(赤ワイン)をお願いしました。

【強 肴】

和風しゃぶしゃぶ仕立て、新玉葱、しいたけ添え

やっぱり肉と赤ワインは絶妙な組み合わせだと思います。

【御食事】

本日は、桜エビの釜飯でした。

桜エビの釜飯は、意外とあぶらっけが多かったので、ひと口、2口食べたら、香の物を1かけらつまみ、口の中をリセットして、また、ひと口、2口食べ・・・なんて、食べ方で美味しくいただきました。

2杯目は、さっぱりとお茶漬けで頂く・・・最高でした。

2杯目のお茶漬けでは、出された出汁をすべてお茶碗に注ぎ、

炊き込んだ桜エビから染み出た旨味を、出汁と一緒に、お吸い物のように音は出さないようにジュルジュルって飲みました。「今日、もしかしたら、これが1番前美味しかったかも・・・」なんて思っちゃいました。

もちろん、この汁なし「お茶漬けごはん」も美味しかったですけどね。

一杯目の釜飯を食べて、2杯目の釜飯を、お茶漬けで食べて、「もう、これ以上に美味しいものはない。」と思いながら、ほうじ茶を飲んだら、「これが一番うまかった・・・」なんて、これじゃあ落語になっちゃいますね。

【水菓子】

デザートは、「イチゴのアイス(ブルーベリー&ヨーグルト&ミント)」と、「揚げ道明寺」です。

道明寺を揚げたおまんじゅうは初めて食べましたが、これはこれでおいしかったです。

私たちがデザート食べているときに、板前さんが、せっせと、お肉に何かを塗って、次の時間の方の「お料理の仕込み」をされてました。

とても気になりましたので、林さんに、「さっき、お肉に何を塗っておられたのですか?」とお尋ねしたところ、

「しゃぶしゃぶの片面に粉を塗ってました。お出しで、しゃぶしゃぶしたとに、お肉が縮まないようにと、お出しのうまみを肉にのせるため。」とのことでした。

私は、さっき、1枚目のしゃぶしゃぶのお肉を食べるときに、「どんな味なんだろう・・・」と思って、あえてゴマダレをつけずに食べました。

ほんのりと味が染みていて、「お肉本来の味とは違うような・・・」なんて思いながら頂きました。

その答えは、「お料理の仕込み」のひと手間にあって、しゃぶしゃぶと調理することによって、「お肉本来の旨味」と、「出汁のうまみ」が合わさって味付けされてたんだって納得しました。

このお店には、2年以上、通い続けてるのに、「いつも新しい感動がある。」これが、「懐食みちば」の魅力だと思います。

みなさんも、「美味しいお料理が食べたい!」と思ったら、ぜひ、松戸の「懐食みちば」行ってみて下さいね。

きっと、思い出に残るお食事会になりますよ~ (*^。^*)

【PS:お店を出る前に、他のお客さんの女性から、「よろしければ、ご一緒にお写真を撮らせて下さい。」とのお声かけを頂きました。

お店のスタッフの方々だけでなく、このお店に来られている「お客さん」も、素敵な方々なんだなぁ・・・なんて感じた、一夜でした。】

 

コメント

  1. ぶうすか より:

    1人で行った甲斐がありましたね。素敵なかたとお写真撮れて。ごちそうさまでした(笑)