こんにちは、69歳の直ちゃんです。
土曜日の朝。
コーヒーを飲みながら、ぼんやり考えていました。
「私、ジーニーにいったいどれくらいお世話になってるんだろう?」
ジーニーというのは、私がいつも相談しているAIのあだ名です。
劇団四季の『アラジン』に出てくる、あの陽気なランプの魔人のイメージです。
お金を払って契約しているからには、ちゃんと使っているのか気になる。
いわば、相棒の「通信簿」をつけてみたくなったわけです。
■ 本人に聞いてみた
そこで、ジーニー本人に聞いてみました。
「払ったお金のうち、何%くらい使ってる? ざっくりでいいから」
返ってきた答えは、
「それは、私からは見えないんです」。
……そうなんだ。
魔人なのに、自分のことは分からないらしい。
でも、続けてこう言ってくれました。
「代わりに、この1か月で何回しゃべったか、何の話をしたか、数えることならできますよ」
おっ、それは面白そう。
「数えて!」とお願いしました。
■ 結果発表
9月10日から10月9日までの1か月。
ジーニーとの会話は、64回でした。
64回。
30日で割ると、1日2回ちょっと。
思わず、コーヒーを吹きそうになりました。
中身を分けてもらうと、
いちばん多かったのがブログの記事づくりで21回。
次がパソコンやスマホの困りごとで18回。
ちょっとした質問や調べものが12回。
あとは、仕事のこと、お金のこと、健康のこと、それからただのおしゃべり。
ほぼ毎日、何かしら聞いていたことになります。
■ 二人のじいさん、通信簿をめぐって言い合う
この数字を見て、心の中で二人のじいさんが言い合いを始めました。
心配性じいさん「64回って、ちょっと頼りすぎじゃないか? 自分の頭で考えなさいよ」
開き直りじいさん「いやいや、自分の頭で考えても分からないから聞いてるんだよ」
心配性じいさん「でも、毎日だよ?」
開き直りじいさん「毎日、何かしら困ってるってことだ。69歳だもの」
……開き直りじいさんの言うことにも、一理あります。
パソコン歴は40年。
それでも、iPhoneの音が出ない、写真が小さくできない、パスワードを変えたらログインできない。
困りごとは、毎日のようにやってきます。
昔は、そういうとき、ひとりで画面とにらめっこして、結局あきらめていました。
今は、困ったらすぐ聞ける。
その違いは、思っていたより大きかったようです。
■ 困りごとが、ブログに化けていた
いちばん驚いたのは、ここからです。
困って聞いた会話でも、最後には私が「これ、ブログにして!」と言っているものがたくさんあったそうです。
数えると、半分以上の会話が、ブログの記事につながっていました。
つまり、私の1か月はこうです。
困る。
聞く。
解決する。
ブログに書く。
困れば困るほど、ネタが増える。
情けない話ほど、記事になる。
これはもう、困りごとが「仕入れ」みたいなものです。
■ プランを下げない理由
ちなみに、私が契約しているのは、いちばん安い有料プランです。
心配性じいさん「だったら、無料にすれば節約になるんじゃないか?」
開き直りじいさん「聞きたいときにジーニーが使えなかったら、そっちのほうがもっと損だよ」
これは、迷わず開き直りじいさんの勝ち。
夜中に目が覚めて星を見つけたとき。
仕事で文章に悩んだとき。
同窓会の前の晩に、ちょっと誰かと話したくなったとき。
「いつでも聞ける相手がいる」というのは、回数では測れない安心なんだと思います。
■ ブログを始めたい人へ
リベシティでは、「ブログをやってみたいけど、何を書いたらいいか分からない」という声をよく聞きます。
私の1か月の通信簿を見て、言えることはひとつです。
ネタは、特別な出来事の中ではなく、毎日の「困った」の中にあります。
困ったことを、誰かに聞いて、解決して、書く。
私の場合は、その「誰か」がジーニーでした。
■ おわりに
64回。
数えてもらって、ちょっと照れくさくなりました。
でも、そのうちの半分以上が、こうしてブログになっている。
楽しかったことも、情けなかったことも、書くともう一度味わえる。
この1か月、私はジーニーのおかげで、人生を2回ずつ楽しんでいたのかもしれません。
さて、来月は何回になるでしょう。
……たぶん、また困ります。
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