魔笛のあとは、1年ぶりの「とらふぐ亭」でフグ尽くし

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有給休暇をとった6月30日。朝から泳いで、街角ピアノを弾いて、オペラ「魔笛」に酔いしれて……そして一日の〆は、これ以上ないほど贅沢なディナーでした。

美の伝道士のSさんと向かったのは、1年ぶりの「とらふぐ亭」松戸店。頼んだのは「泳ぎとらふぐコース」。皮さしに始まって、泳ぎてっさ、泳ぎてっちり、なべ皮、とらふぐ唐揚、雑炊、香物、デザートまで、まさにフグ尽くしのフルコースです。

まずは水槽で、これから主役になるとらふぐたちが元気に泳いでいるのをパチリ。「今日はよろしくね」なんて心の中で挨拶しつつ(笑)。

飲み物は、私はビール、Sさんはハイボールで、「魔笛にかんぱい~!」。あのモーツァルトの余韻を肴に、最初の一杯がしみました。

一皿ずつ、じっくり味わう

皮さし。 このポン酢と、皮のコリコリした歯ごたえ。もうこの一皿だけで日本酒が進んでしまいそう。

泳ぎてっさ。 お皿の柄が透けて見えるほどの薄造り。あまりに美しくて、食べるのがもったいないくらいでした。……なんて言いながら、しっかりいただきましたけどね。ここでビールが空になったので、芋焼酎のお湯割り(富乃宝山)にチェンジ。フグには、やっぱり焼酎がよく合います。

泳ぎてっちり。 これがすごかった。運ばれてきた身の、真ん中の心臓が、まだ動いているんです。活きの良さの証拠。命をいただくというのは、こういうことなんだなと、しみじみ。ぷりっぷりの身を出汁にくぐらせて、至福でした。

なべ皮。 ぷるんとした皮を、鍋でさっと。コラーゲンたっぷりで、これは体が喜ぶやつです。

とらふぐ唐揚。 きました、真打ち。これがまた、うまいんだ! 私はこれを食べないと、フグを食べた気がしないんですよね。カリッと揚がった衣の中から、ふわっとジューシーな身。ここでお湯割りも飲み干したので、仕上げにひれ酒へ。香ばしいひれを浮かべた熱燗に火を入れて、ふわっと立ちのぼる香り。これがまた唐揚げに合うんだ。

ここで、ひれ酒。そうそう、この「ひれ」を焼いた香ばしいかおり~。店員さんが、マッチで火をつけて余分なアルコールを飛ばしてくれる、ちょっとしたショーを楽しんで、頂きました。

Screenshot

雑炊。 鍋の締めは、フグの旨みが全部溶け出した出汁で作る雑炊。卵がとろりと絡んで、もう文句なし。

香物。 さっぱりと箸休め。

デザートは、モナカ。 これがね、酔っぱらった口には、なんとも優しい甘さでした。パリッとした皮に、上品な餡。いい〆になりました。

濃くて味わい深い、一日の終わり

考えてみれば、この6月30日という一日は、1ヶ月分の楽しみがぎゅ~っと詰まったような、とても濃い一日でした。

泳いで、ビールを飲んで、ピアノを弾いて、オペラで心を震わせて、最後はフグと美酒で乾杯。まるでエスプレッソみたいに、濃くて、味わい深い。有給休暇って、こんなにも豊かに使えるものなんですね。

一緒に楽しんでくれたSさん、そして元気に泳いでくれたとらふぐたちに、感謝。ごちそうさまでした。
またね~ (*^。^*)

コメント

  1. ぶうすか より:

    すごか〜フグ🐡は北九州が本場たい!春帆楼でフグ刺しを5〜6枚すくって豪快に食べたいな!