69歳の直ちゃんです。
今日は、自分でも気づいていなかった無駄の話です。
■ 毎回、地下五階まで降りていた
私はパソコンのデータを、外付けのハードディスクにしまっています。
その中身が、こういう並びなんです。
ボリューム(E:)を開いて、
「① 管理人データ」を開いて、
「★★太田」を開いて、
「★★ Claude」を開いて、
そこでやっと「★2 アフィリエイトブログ」にたどり着く。
書き出してみると、五段です。
しかも、一段ごとに目で探します。似たような名前のフォルダが並んでいるので、「これじゃない、これでもない」と一瞬止まる。その一瞬が、五回。
まるで地下五階まで階段を降りているようでした。降りて、用事を済ませて、また上がってくる。次にまた必要になったら、もう一度降りる。
一日に何度も、です。
■ これが当たり前だと思っていた
不思議なもので、私はこれを「大変だ」とは思っていませんでした。
そういうものだと思っていたのです。データが奥にあるなら、奥まで取りに行くのが当たり前じゃないか、と。
疲れるな、時間がかかるな、とは感じていました。でもそれは、自分の手際が悪いせいだと思っていた。仕組みの方をどうにかできるとは、考えもしなかったのです。
長く生きていると、こういう思い込みがあちこちに溜まっているのかもしれません。
■ 相棒に聞いてみた
ふと思い立って、相棒のAI(ジーニーと呼んでいます)に聞いてみました。
「パソコンを開いたとき、いつもこのフォルダが開いた状態になっていてほしいんだけど、できる?」
返ってきた答えは、半分は「できません」でした。開くたびに枝が全部たたまれてしまうのは、そういう作りなのだそうです。
でも、残りの半分がありました。
「よく使うフォルダを、いちばん上の棚に登録しておけますよ」
クイックアクセスというものだそうです。左側のいちばん上にある、あの欄。
そこに登録しておけば、五段降りなくても、開いた瞬間からそこにある。
■ 階段が、エレベーターになった
やり方は、拍子抜けするほど簡単でした。
登録したいフォルダを右クリックして、「クイック アクセスにピン留めする」を選ぶ。それだけです。
一つ登録するのに、3秒もかかりません。
私は、よく使うものを片っ端から登録しました。雑記ブログ、アフィリエイトブログ、書類整理室、管理員業務報告、キャッチ画像。ぜんぶ、いちばん上に並びました。
地下五階まで降りていたのが、エレベーターで一発です。
大げさに言っているのではありません。実際に、今日一日で何度も助かりました。
■ 途中で、ちょっと怖くなった
登録していると、ピンのマークが付いたものと、付いていないものがあることに気づきました。
そして「クイックアクセスからピン止めを外す」「クイックアクセスから削除する」という、似たような言葉が出てくる。
ここで手が止まりました。
押したら、データが消えるんじゃないか。
慌てて聞いてみたら、どちらも消えないとのこと。消えるのは「ここに出しておく」という登録だけで、フォルダ本体はいつもの場所にそのまま残る。
見分け方も教わりました。**「クイックアクセスから」と書いてあるかどうか。**この言葉が付いていれば、棚から下ろすだけ。付いていない、ただの「削除」は本体に手が届く。
なるほど、と思いました。言葉をちゃんと読めば、ちゃんと書いてあるのです。私が読んでいなかっただけで。
■ おわりに
今日いちばん思ったのは、「大変だと気づいていなかった」ということでした。
五段降りるのを、五年近く続けていたわけです。その間ずっと、疲れる理由を自分のせいにしていた。
聞いてみれば3秒で終わることが、聞かなければ一生続く。
69歳になっても、まだこういうことがあります。むしろ、長くやってきた人ほど「そういうもの」が体に染みついていて、疑わなくなるのかもしれません。
階段を降りるのが当たり前になっていませんか、と。
今日は自分に向かって、そう言いたい一日でした。

コメント