12(土)の夕方、仕事から帰って来てから、Nさんちに行ってクルマを借りて、家に帰ってきました。
それから、ロードバイクや、前日に積める物はクルマに積んで、近くのコインパーキングに停めて、準備を完了しました。
13(日)は、06:00に起きて、洗顔、いつもの懸垂11回やって、朝ごはんを食べて07:45に出ました。
もちろん、行ったことのない場所なので、昨日、Nさんちを出る前に、ナビにトライアスロン大会の場所をセットしてもらってたので、その通り進んで、約1.5時間後の08:20には会場に着きました。
スタートは、11:45ですので、時間はたっぷりありましたので、まず、受付を済ませ、その近くに設置されているゴールの場所で、記念撮影をパシャリ
この大会は、トライアスロン、デュアルスロン、キッズ等いろいろな区分のレースがあり、朝一で、子供たちの可愛い選手たちが、真剣なまなざしでロードバイクにまたがって、また、走ってました。
その後の09:30からは、ミドルコース(一番長いコース、スイム2km、ロードバイク64.8km、ラン15km※スイムはランになりましたが)がスタートして、レースは次々と始まってました。
そのあと、中止になったスイムのスタート地点を見に行きました。(↓ココ)
この色、このアオコの濃さ・・・、「ウワァ~~~」って、感じですよね。
さすがの私も、ここから入って泳ぐ勇気はなかったかもしれないと思いました。
まだまだ、スタートまで時間がたっぷりとありましたので、ロードバイクで、アップを兼ねて渡良瀬遊水地の堤防を走りにいきました。そうしたら、路面にこんな県境記述がありました。
この辺りは、ちょうど埼玉県、群馬県、栃木県、ちょっと離れたところに茨城県の4県が接している県境の場所でした。
その後、トランジションにロードバイクや飲み物を飲み物を持って行って、準備を完了し、スタート前の腹ごしらえと、ミネラル不足で足がつらないように、梅干を食べました。
最初のランは、私の出場するオリンピックディスタンスコース(スイム1.5km、ロードバイク43.2km、ラン10km)の他に、その約半分の距離を走る人や、もともと、デュアルスロンで、距離の長さで5つの区分の人が、一斉スタートとなりました。
なので、スタート地点の道路上には、区分ごとには分かれてましたが、300人くらいが一斉に走り始め、スタート直後は、イモ洗い状態でした。
最初のランは、いろいろな区分の人達がいるので、10km走る中では、何10人も追い抜き、「オレって早くない!」なんで気持ちで、けっこう好調に走れました。
また、11:45スタートで、暑かったですが、青い空の下、走りながら眺める渡良瀬遊水地と遠くの山並みとが、とてもキレイで、そんな景色を楽しむ余裕をもって走っていました。
ちょっと、飛ばしすぎたかな?とも、思いながら、トランジションエリアで、汗を拭いて、ドリンクを飲んで、2種目目のロードバイク(43.2km:6周回)に入りました。
ロードバイクは、前回は、レンタルバイクでしたので、当日に初めて乗りましたが、今回は、Nさんの親戚の人のロードバイクを約1ヶ月前からお借りし、5回(1回40km:トータル400km)くらい乗り込んでましたので、こっちも快調に走れました。
先ほどの、ランで周りの風景を楽しむ余裕があったのと同様に、ロードバイクで走りながらも、周りの風景を愛でる余裕がありました。
前回の霞ヶ浦大会は、ロードバイクで走る路面がガタガタの道が多く、お尻が痛くて、痛くて・・・おまけに、風が強くて、太ももがヘロヘロになって、おまけに記録的な暑さでしたので、
それを思うと、今回のコースは、ちゃんと舗装され、風もほとんどなく、日の当たるところは暑かったですが、木陰のところも多々あり、断然と走りやすかったです。
前回と同様だったのは、ランで、そこそこの順番に来てしまったので、ロードバイクで走り始めてからは、抜かれるは、抜かれるは・・・
まあ、追い抜かれることは実力からしてしょうがないことと、割り切って走ってました。
私は、机上計算で、「1周7.2kmを、17分」と見積もってました。実際は、16分(平均時速28km)分を切るぐらいで走れているのを確認し、常に周回を間違えないように気にしてました。ちゃんと6周回らないと失格になっちゃいますからね。
私が、6周目に入ったら、私を追い抜く人が、急にいなくなったんです。
当たり前ですよね。私より早い人は、ロードバイクで6周回走って、もう、2ndランに移ってますからね。
前回同様に、最後の6周回目は、さすがに疲れが太ももに来て、足がつりそうな気がしたので、速度を落とし気味で走りました。
6周回走り終えて、トランジションの降車線のところで、ロードバイクを降りたら・・・
走れないというか、歩くのがやっとの状態で、自分のロードバイクを格納する場所に移動しました。
ロードバイクで、前回以上に走りこんでしまったので、足が思うように動かないんです・・・
ロードバイクを、バーにかけて、自分で作って来たドリンクを飲んで、汗を拭いて、走り始めました。なんか、ふわふわしてて、おまけに走り幅は、お年寄りの人が歩くように狭く、ここから10kmは、ゼッタイ走れない・・・
おまけに、また、足がムズムズしてきて、「またきたよ、足のムズムズ・・・、また、足がつっちゃったら・・・」
なんてこと思てたら、ランスタート地点から、すぐのところに、給水所があって、そこの人が、「水と、こちらは塩です。」って、言ってたので、思わず、「足のつりは、ミネラル不足・・・」と思って、水のコップと、塩のコップを手にしてました。
でも、「塩、舐められるかなぁ・・・」と思って、コップの中を見たら、なんと、錠剤でしたので、それを口に含んで、水で流し込みました。
そうしたら、アラ不思議、自分の気持ちの中で「ミネラル(塩)を摂ったから、大丈夫」なんて、気持ちが芽生えてきて、とりあえず、小さな歩幅で、足がつらないように、ゆっくりと1歩1歩走りました。
ランのコースは、往復2.5kmのコースを4周するんです。おまけに、そのコースは、いじわるなことに「渡良瀬遊水地の堤防の上まで登って、また、下る。」コースなんです。
私が、ウォーミングアップのつもりで、ロードバイクで走ってた、あの、県境を表示した堤防まで、登って降りるコースだったんです。
でも、1周目は、何とか、走れました。
2週目も、すぐの給水所で、水と塩(錠剤)を取って、飲んで・・・「なんで、こんなこと、やってるのかなぁ・・・、走り切れるかなぁ・・・」と思いながら・・・
3週目も、すぐの給水所で、水と塩(錠剤)を取って、飲んで、「なんで、こんなこと、やってるのかなぁ・・・、走り切れるかなぁ・・・」と思いながら。
もちろん、堤防の上に上がると、1stランや、ロードバイクで走っていたような、素晴らしい景色が見えているんですが、とても景色を見て「気持ちいい!」なんで、気持ちにはなれず、なんとか、足がつらないように、そして歩かないようにと思ってトボトボと走りました。
4周目に入って、なんか、足がおかしくなってきて、ゴールの1kmくらい手前で左太ももがつり、歩きました。
「制限時間に、間に合うかな・・・」なんて、思いながらも、あと、チョッとと思いながら、つった足をだましだまし前に運んで、腕を振って・・・
ゴールの近くまで来たときに、アナウンスが聞こえてきて、
「なおちゃん、67歳。霞ヶ浦トライアスロン大会で、スイムが中止になり、デュアルスロン大会になりましたので、加須トライアスロン大会にエントリーしました。67歳にして、初トライアスロンに挑戦しました。」って、この大会にエントリーしたときに、「ゴールした時に言って欲しい一言」に書いたことを、読んでもらって、がぜん元気が出て、「ウォォォォォ~」って、叫びながらゴールしました。
アナウンスの人から、「直ちゃんが、雄たけびを上げながらゴールしました。オメデトウ」って、言ってもらえて嬉しかったです。
ゴールして、周りを見渡したら、トランジション(ロードバイクをおいてる場所)の撤収が始まってたので、とりあえず、そこに行って、ドリンクを飲んでたら、隣の走り終わったぽい人から、「さっき、放送で「64歳で初トライアスロン」って言ってた方ですか?」って、言われて、「はい、67歳でです。」っと、年齢だけ、修正してお答えしました。
相手の方は、「え~、67歳で初トライアスロンですか、すごいですね。私も見習わないと・・・」なんて、走り終わった私に、ご褒美を下さる方にお会いしました。
その方は、私より10歳お若いとこことでした。ただ、その方のロードバイクが、普通のと明らかに違うんです。車でいえば、フェラーリみたいに、一目で他のとは違うってのが分かるロードバイクでした。それで、「失礼ですが、これ、おいくらしたんですか?」って聞いたら、130万円とのことでした。
もう、10年前に購入されたものらしいですが、その方が言われるには、「高いものを買っておけば、続けるだろうと思って買いました。」とのことでした。
お互いに、写メを撮りあって、せっかくなので、130万円のロードバイクとも、パシャリ。
(↓130万円のバイク)
走り終わって、塩の噴いたトライスーツを脱いで、体を拭いて、着替えて、ナビの誘導のまま走って、ちゃんと帰ってきました。
家で、ロードバイクと荷物をおろして、Nさんちに車を返しに行きました。
Nさんちに着いて、車庫入れは苦手なので、奥さんに、車のキーを渡したところ、「チョッとだけ上がって行ってください。」と言われたので、お邪魔して、Nさんから、酎ハイをすすめられて・・・
そこから、飲むは、食べるは・・・。
トライアスロンが終わって、1.5時間くらい運転してきましたが、それほど疲れてなく、また、車も返したので、ホッとしたのもあると思います。そこから、でかいハンバーグはたいらげるは、大きなおにぎりも2個食べるは、自分でも、その食欲にびっくりしました。
今回の、トライアスロン大会のことを、いろいろ聞いてもらって。
よくよく考えたら、今回の大会に出るために、1ヵ月前にNさんの親類の方の家から、ロードバイクをわざわざ運んできてもらって、大会当日に、車を借りて、おまけに、大会が終わったら、ご飯まで食べさせてもらって、(まだ、続きますよ。)おまけに、今日の大会の話を聞いてもらって、おまけに、家まで、車で送ってもらって。
本当に、おまけ、おまけで、Nさんには、お世話になりました。
次の日に、目が覚めて思ったんです。
今回の大会でも、ひたすら走って、ひたすら、ロードバイクをこいでいるときに、自分は「快感」を感じてるんだ。いわゆる、「ドーパミン」がドバドバ出ていたんだと思います。
おまけに、大会当日、秋晴れの湖岸の美しい風景を眺めながら走ってたので、「セロトニン」もドバドバ出てたと思います。
いわゆる、💖幸せホルモンに満たされてる状況でした。
でも、それだけじゃなく、走り終わって、家に荷物を置いて、Nさんちに、クルマを返して、奥さんから、「夕飯食べてってくださいね。」って、招いてもらって、お酒を飲みながら、夕飯をご馳走になって、Nさんや、奥さんに大会の話しを聴いてもらって、いわゆる、愛情ホルモンの「オキシトシン」もドバドバ出まくりだったと思います。
あらためて、私の人生の中で、この3つの「💖幸せホルモン」に、これほどたくさん包まれたことは、
今までに無かったように思います。
加須大会の結果報告と、じいさんの💖幸せ自慢でしたぁ~
読んでいただき、ありがとうございました~(#^.^#)
コメント