毎朝、07:00からデザートを食べながら、NHKのEテレを見るのが日課です。
月〜水は、「キッチン戦隊クックルン」
木は、「あお きいろ」
金は、「まちスコープ」です。
今日は、木曜日なので、「あお きいろ」でした。
その中で、たまに、「教えて、先生」って、5分くらいのコーナーの放送があります。いつも「教えて、先生」を見ると、心が打たれますが、今日も、心が打たれましたので、そのお話です。
内容は、視聴者(小学生)が、自筆の手紙で素朴な質問をして、有名人や、学者さんが、その質問に対して、自筆の手紙を書いて答える。という番組で、
今日は、8歳の子が、「人はなぜ死ぬんですか?」との質問の手紙でした。
今回の回答者は、生物学者のなんとかさんでした。(名前は、忘れました。)
生物学者のなんとかさんの回答の内容は、
「君は、お父さんとお母さんの協力で生まれました。
お父さんとお母さんもまた、そのお父さんとお母さんの協力で生まれました。
そのお父さんとお母さんも、また、そのお父さんとお母さんの協力で生まれました…
もっとさかのぼると、人間は、サルでした。
もっとさかのぼると、ネズミだったり、魚だったり…。
もっと、もっとさかのぼって、3億8000万年前に、偶然にも単細胞生物が生まれたのが最初です。
地球上にはいろいろな動植物がいます。それらは、生きていくために、その時々の環境に合わせて、いろいろな進化をしてきて、今、生きているんです。なので、命とは、次の世代に受け継ぐバトンなのです。
自分の命は、次の世代に受け継がれていくので、その命が続く限り生き続けるのです。
なので、私たちは、次の世代が生きていくのに、より良い環境を残していくことが大切なんです。
君が、いつかこのことをわかってくれる日が来ることを願ってます。」との回答でした。
67歳の私が、感じたところは、3つありました。
1つ目は、もう、私を産んでくれた両親は、死んで、この世には居ません。
私の親の両親は、当たり前ですが、もっと前に死んで居ません。この事実です。
2つ目は、私の体の元は、3億8000万年前の偶然に生まれた単細胞生物がもとで、そこから、数えきれないほどの進化をした結果が、この地球上に生きとし生けるもので、その1つが自分であり、その自分が進化(退化)したのが、息子である。との事実。
3つ目は、3億8000万年前に出現した単細胞生物から今までの時間と、自分が生きてきた67年のかけ離れた時間の違い。です。
朝の、ほんの5分間という短い時間でしたが、地球上の生物の3億8000万年の進化と多様性の歴史と、自分の死について考えることを教えて頂いた先生からのお手紙でした。
それでは、またね~ (*^_^*)
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