こんにちは、69歳の直ちゃんです。
この週末、千葉県の上総一宮で、1泊2日のテニスキャンプに行ってきました。
申し込み開始の日に「1番で申し込む」と宣言していた、あのキャンプです。
結論から言いますと、
はしゃいで、はしゃいで、はしゃぎまわった37時間でした。
そして今回のキャンプで、私は
・「最高の組み合わせ」を3つ見つけ、
・鼻を合計20センチ伸ばし、
・物理学の新しい法則をひとつ発見しました。
順番にお話しします。
■ 土曜の朝、遠足の小学生になる
いつもの5時20分に起きてカーテンを開けると、空はどんより曇り。
「天気予報は晴れって言ってたしな…」と自分に言い聞かせながら、朝のルーチンをこなし、ベッドの上に持っていく荷物をずらっと並べました。
ラケット、シューズ、着替え、温泉セット。
そして、ちゃんと入れました。星空の解説資料。
(テニスキャンプです。念のため)
家の戸締りをして外を見たら、もうすっかりいいお天気。
8時5分に家を出て、八柱駅の北口ロータリーで車を待つころには、すきっとした青空になっていました。

このときの私の心の中は、遠足の朝の小学生そのもの。
69歳ですが、心の年齢はたぶん9歳でした。
車を出してくださったIさんを含めて6人。ほとんど顔見知りのメンバーで、ワイワイおしゃべりしながら、いざ上総一宮へ出発です。

■ 最高の組み合わせ その1「あら煮にビール」
張り切りすぎたのか、11時前に一宮に着いてしまいました。
ちょっと早いけど…と、11時にホテル近くのお寿司屋さんへ。


私は「鯛のあら煮定食」を注文。
そして、ここで心の中の会議が始まります。
遠慮じいさん「午後からテニスだぞ。昼からビールはやめておけ」
ビールじいさん「こんな立派なあら煮に、アルコールがないのは失礼だろう」
遠慮じいさん「…失礼、か」
ビールじいさん「それに、午後のレッスンの景気づけだ」
遠慮じいさん「…景気づけ、か」
ビールじいさん、2連勝。
【鯛のあら煮定食とスーパードライ】



いや~、「あら煮にビール」。
今回のキャンプ、最高の組み合わせ その1 の誕生です。
ちなみに、私以外のみなさんは全員、お酒を飲まれない方々でした。
テーブルの上で、瓶ビールだけが私の味方でした。
■ ホテル到着、そしてレッスン3時間
【ホテル一宮シーサイドオーツカの外観】

ここが今回の宿、ホテル一宮シーサイドオーツカです。
【看板を指さす直ちゃん】

着いたことがうれしすぎて、看板を指さして記念撮影。
この顔を見ていただければ、心の年齢9歳がウソじゃないと分かっていただけると思います。
【テニスコート棟の外観】

こちらがテニスコート。ヤシの木が並んでいて、ちょっと南国気分です。
【コートで自撮り】



14時から17時まで、3時間のレッスン。
ストロークとボレーは、いつもどおりのへなちょこでした。
が、サーブだけは「ん? ちょっとポイントを掴んだかも」という手ごたえがありました。
まぁ、私の「掴んだ」は、だいたい次の週には手から逃げているんですけどね。
掴んでは逃がし、掴んでは逃がし。テニス歴30年、ずっと金魚すくいをやっている気分です。
■ 夕焼けと、屋上の下見
レッスンを終えてコートから戻るとき、西の空が赤く色づいていて、それはそれはキレイでした。
【ホテル前の夕焼け】

このあと温泉、宴会、星空観察、カラオケ…と楽しいことが待っているからでしょうか。
夕焼けまで、いつもより華やかに見えました。
部屋に荷物を置いて、ひとりで海岸までお散歩。
砂の堤防の上から、九十九里浜と夕焼けをパチリ。
【夕暮れの九十九里浜とサーファー】



「今夜は星が見られそうだぞ…」とワクワクしながら、その足でホテル自慢の「屋上展望台」を下見しておきました。
宴会のあとにみんなを連れてくる作戦です。準備だけは、元自衛官らしく抜かりがありません。
■ 3つの季節が、一度に見えた
みんなで温泉に入ってレッスンの汗を流したあと、湯上がりにまたひとりで屋上へ。
見上げると、
東の空には、秋の「ペガサスの四辺形」。
真上には、「夏の大三角形」。
西の空には、うしかい座のアルクトゥルス(春の星)。
春・夏・秋、3つの季節の星が一度に見えたのは、生まれて初めてでした。
星空宇宙天文検定を勉強したかいがありました。思わず、ひとりで「おお…」と声が出ました。
(屋上でひとり「おお…」と言っている69歳。誰にも見られていなくてよかったです)
■ ビールを飲まない宴会は盛り上がるのか
さあ、宴会突入モード全開で、宴会場へ。
もちろん、星空の資料も持参です。
【宴会のテーブル】

コーチ2名を含めて13名の宴会。
ところがです。半分以上の方がお酒を飲まれない。
しかも、飲まれる方の半分は「ビールや焼酎、日本酒はちょっと…」という方々。
テーブルの上の瓶ビールが、さびしそうに私を見ていました。
69年生きてきて、これほどビールが減らない宴会は初めてです。
「お酒なしで、盛り上がるのかなぁ…」と心配していたら――
ちょ~盛り上がりました。
共通の「テニス」という脳内覚醒物質のおかげで、ワイワイ、ガヤガヤ。
お酒がなくても人は酔えるんですね。69歳にして、新しい発見でした。
【お料理と星空資料】

よく見ていただくと、お料理の右上に、私が持ってきた星空の資料が並んでいます。
メニューと星図が並んでいる宴会。たぶん全国でもここだけだと思います。
【和牛の陶板焼き】

■ 最高の組み合わせ その2「アワビにビール」
そして、この日の主役がこちら。
【アワビの蒸し焼き】

まだ動いている大きなアワビを、目の前で蒸し焼きにしていただく料理。
初めて食べましたが、とっても美味しかったです。
アワビさん、ごめんなさい。そして、ありがとうございます。

「アワビの蒸し焼きにビール」。
最高の組み合わせ その2 の誕生です。
(相変わらず、ビールを飲んでいるのは、私と、1人のコーチだけです・・・)
この後は、蛤の茶わん蒸しと、デザート


■ 鼻が10センチ伸びた夜
宴会の席で星空の写真を見せていたので、終わってから「よかったら屋上展望台に行きませんか?」とお誘いしました。
下見をしておいた作戦が、ここで生きます。
湯上がりに見た空から3時間たったら、もう季節が入れ替わっていました。
東の空には、半月のお月様と、冬の星座オリオン座。
【オリオン座】

真上には、ペガサス座の秋の四辺形。
【ペガサス座(秋の四辺形)】

北の空には、カシオペア座と北極星。
【カシオペア座と北極星】

そして西の空には、さっき真上にあった夏の大三角形。
【夏の大三角形】

さすが「星を眺めるホテル」として屋上展望台を売りにしているだけのことはあります。
こんなにたくさんの人の前で星座のお話をしたのは、生まれて初めて。
みなさんが「へぇ~」「あれがそうなの?」と聞いてくださるので、話しているうちに、私の鼻はぐんぐん伸びて、たぶん10センチくらいになっていたと思います。
暗くて、誰にも気づかれなかったのが幸いでした。
■ カラオケ、そして部屋飲み
そのあとはみんなでカラオケへ。
トップバッターは私。景気づけに B’z の「ULTRA SOUL」。
【カラオケでの集合写真】

69歳が全力で「ウルトラソウッ!」と叫んでいる写真を、ライオンさんたちが温かく見守ってくれています。
あっという間の1時間。
そのあと私たちの部屋で部屋飲みをして、ふと時計を見たら夜中の0時30分。

…あれ? さっき宴会が始まったばかりじゃなかったっけ?
■ 直ちゃんの相対性理論
アインシュタインは相対性理論で「速く移動するほど、時間の流れは遅くなる」と言いました。
私も、ここに新しい法則を発表したいと思います。
「楽しいことをしていると、時間は速く進む」
名づけて「直ちゃんの相対性理論」。
論文にまとめてノーベル賞を…と思いましたが、みなさん全員がとっくに知っている法則なので、あきらめました。
■ 日曜の朝、ウロコ雲に手を合わせる
次の日は6時に目が覚めて、温泉に直行。眠気を覚まして、またまた屋上展望台へ。
(この2日間で、私がいちばん通った場所はテニスコートではなく屋上だったかもしれません)
空一面に、今まで見たことのないキレイなウロコ雲がびっしり。
朝日に手を合わせて、
「楽しい昨日をありがとうございました。今日も楽しい一日をお願いします」
と、お礼とお願いを一緒にする、欲張りなお祈りをしました。
【朝の空と海とサーファーと】



海では、もうサーファーさんたちが波乗りを楽しんでいました。
■ 鼻を伸ばしすぎた罰?
7時からの朝ごはんはバイキング。

バイキングと聞くと、なぜか「元を取らねば」というスイッチが入る私。
お腹をパンパンにして部屋に戻り、ひと眠り。
そして10時からのレッスンで――転びました。
右ひざに擦り傷。
水で洗ってバンドエイドを貼り、とりあえず午前のレッスンは最後までやりきりました。
【構える直ちゃん(右ひざにバンドエイド)】

よく見ていただくと、右ひざにバンドエイドが写っています。
ゆうべ鼻を伸ばしすぎた罰が当たったのかもしれません。
でも、鼻から転ばなくて本当によかったです。10センチも伸びていましたので。
お昼はハンバーグ定食。
朝のバイキングの「元を取らねば」がまだお腹に残っていて、ご飯を少し残してしまいました。
中には、ハンバーグそのものを残している人もいて、みんな同じ作戦にハマっていたようです。

■ 最終決戦、そしてもう10センチ
午後は13時から30分ほど練習したあと、参加者11名がジャンケンで2チームに分かれ、コーチもそれぞれのチームに入って、ペアを入れ替えながらダブルスの試合を2コートで行いました。
ここで、昨日「掴んだつもり」のサーブが、なんと逃げていませんでした。
速いストレートサーブが、ちゃんと入るんです。
自分のサービスゲームで落としたのは、コーチの入ったペアに当たったときだけだったと思います。
サービスゲームを取るたびに、私の鼻はまた10センチ伸びていきました。
昨夜の星空の10センチと合わせて、合計20センチ。
帰りの車に乗れるか、ちょっと心配になりました。
15時に試合終了。結果は、私たちのチームが4ゲーム差で勝利!
みんなで雄たけびを上げて、テニスキャンプのレッスンを締めくくりました。
今回初めてご一緒した方とも、次にダンロップテニスクラブで会ったら、きっとハイタッチできる仲間になっている…と、勝手に思っています。
■ 帰り道の夕焼けは、ちょっとさびしい
温泉に入って着替えて、みんなでジェラートを食べながらひと休み。17時ごろにホテルを出ました。
駐車場まで荷物を持って歩いていると、西の空が、昨日とは違う黄色に色づいていました。
「昨日の夕焼けはワクワクして見えたのに、今日はなんだかさびしく見えますね…」
同じ空なのに、見る人の心しだいで色が変わる。
夕焼けって、心の鏡なんですね。
帰りは2台の車に分かれて出発しました。
■ 最高の組み合わせ その3「厚切りリブロースかつに焼酎」
道が比較的すいていたので、2時間弱で柏まで戻ってきました。
そこで、一緒に行ったKさんのおススメのお店「匠 とんかつ心」へ。

料理もKさんのおススメで、
希少部位 数量限定
銘柄豚 千葉県産「東の匠」
厚切りリブロースかつ御膳(250g)
税込み 3,300円
を注文しました。
ここで正直に告白します。
私がこれまで食べてきたとんかつは、松戸駅前「とん一」の「ロースかつ定食(並)」980円・120g。
それしか知りません。
980円の男が、いきなり3,300円の世界へ。
お肉の重さは2倍。お値段は3倍以上。心臓のドキドキは、たぶん5倍くらいでした。
【厚切りリブロースかつ御膳】
まず、お塩が違います。
ヒマラヤ岩塩とブラック岩塩の2種類を、電動ミルで挽いて使います。
キャベツのドレッシングは「トリフドレッシング」。
トリフ…。980円の世界には、出てこない単語です。


そして出てきたとんかつの厚さにビックリ。



私は大きく口を開けられるほうですが、若い女の子なら口に入りきらないような厚さです。
モグっとかぶりつくと、口の中に旨味がジュワ~っと流れ出してきて、それはそれは美味しかったです。
Kさんの解説によると、低温でじっくり揚げているので、こんなに厚いお肉でも中までちゃんと火が通って、しかも油っぽくないんだそうです。
「厚切りリブロースかつ御膳に、焼酎のお湯割り(2杯)」。
最高の組み合わせ その3 の誕生です。

とん一さん、ごめんなさい。でも、また並を食べに行きます。
■ 家まで1分、人生について考える
お店を出て、八柱駅まで送っていただきました。
駅から家までは歩いて1分。
その1分間で、ふと考えました。
土曜の朝8時15分に車に乗せてもらって、
日曜の夜9時に八柱駅に降ろしてもらった。
37時間。
あっという間だったなぁ。
きっと人生も、あっという間なんだろうなぁ…。
……と、ちょっといいことを考えているうちに、1分で家に着いてしまいました。
人生について考えるには、短すぎる距離でした。
でも、直ちゃんの相対性理論によれば、あっという間に過ぎたということは、それだけ楽しかったということ。
だったら人生も、あっという間に終わるくらい楽しんでやろうと思います。
今回のテニスキャンプも、はしゃいで、はしゃいで、はしゃぎまわった2日間でした。
伸びた鼻は、次の木曜日のレッスンで、きっと元どおりに縮められると思います。
(たぶん、サーブもまた逃げていると思います)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【あわせて読みたい】



コメント