こんにちは、69歳の直ちゃんです。
今日は「1パスの話」の続きです。
1Password、私は「ワンパス」とか「1パス」と呼んでいます。パスワードをまとめてしまっておける金庫のようなアプリです。
結論から言うと、今夜は楽天銀行に入れなくなりました。
でも、ちゃんと帰ってこられました。
その顛末を聞いてください。
■ 1パスのマークが出てこない
夜8時すぎ。
iPhoneの1パスから楽天銀行のURLを押して、ログイン画面を開きました。
パソコンなら、入力欄に青い「1」のマークが出てくるので分かりやすいんです。
ところがiPhoneでは、どこを見てもマークがない。
さっそくジーニー(私の相棒のAIです)に聞きました。
「iPhoneでは、マークはページの上には出ないんです。入力欄をタップしたとき、キーボードの上に出てくる仕組みなんですよ」
言われたとおり、ユーザIDの欄をタップ。
すると、キーボードのすぐ上に「〇〇用のパスワード」と出てきました。
出てるじゃん!
■ 変なのは触らない主義
ただ、私には携帯での決めごとがひとつあります。
「よく分からないボタンは触らない」。
携帯って、Googleの鍵だの、何だのの鍵だの、いろんな鍵が顔を出すんです。
うっかり押して、どこかに登録されたら困る。
心の中では、
用心じいさん「押すな押すな。どこの鍵か分からんぞ」
せっかちじいさん「いいから押しちゃえよ。早くログインしたいんだ」
の攻防が、毎回くり広げられています。
そこで「これが1パスから出たものだって、どこで見分けるの?」とジーニーに聞きました。
ジーニーは最初、「アプリの名前が出ていないので、iPhone本体のパスワードかもしれません」なんて言うんです。
ええっ?
でも、iPhoneの「設定」→「一般」→「自動入力とパスワード」を開いてスクショを送ったら、オンになっているのは1Passwordだけ。
ChromeもGoogleもオフでした。
そういえば前に、ジーニーと一緒に設定したんでした。
すっかり忘れていました。
ジーニーは「私の早とちりでした」と謝っていましたが、おかげで分かりました。
これからは、あの鍵のマークは自信を持って押せます。
■ ブラウザって、車のことだった
ついでに、前から聞けなかったことも聞いてみました。
「アプリのGoogleとChromeって、何が違うの?」
「SafariとかEdgeとかも、ブラウザ? そもそもブラウザって何?」
ジーニーの答えが、これでした。
「インターネットは『大きな町』、ブラウザはその町を見て回るための『車』です。車の種類は違っても、行ける場所は同じなんです」
なるほど!
Safariはアップルの車、Chromeはグーグルの車、Edgeはマイクロソフトの車。
行き先はどれも同じ町。
さらに、URLは町の「住所」、1パスはいろんな家の合い鍵をまとめた「頑丈なキーケース」だそうです。
住所に車で行って、キーケースから鍵を出して開ける。
今夜の私がやったのは、まさにそれでした。
69年生きてきて、やっと腑に落ちました。
■ 赤い帯が出ていた
せっかくなので、パソコンの1パスの画面の見方も教わりました。
左が「引き出し」、真ん中が「一覧」、右が「中身」。
私はいつも検索窓にうろ覚えの言葉を入れて、右側のURLを押すだけ。左側は触ったこともありませんでした。
ところが、楽天銀行の中身の上に、赤い帯が出ているんです。
「弱いパスワード」
……はい。
お金が入っている銀行のパスワードが、弱いと言われていました。
用心じいさん「今夜はもう遅い。また今度にしよう」
せっかちじいさん「思い立ったが吉日!今やる!」
今夜は、せっかちじいさんの勝ちでした。
■ 1パスが、入れる場所を間違える
楽天銀行のパスワード変更画面を開いて、1パスに新しいパスワードを作ってもらいます。
画面には「コピー」と「自動入力」のボタン。
「ジーニー、どっちを押すの?」
「自動入力です」
押しました。
すると、新しいパスワードが「新しいログインパスワード」の欄ではなく、上の「現在のログインパスワード」の欄に入ってしまったんです。
1パスが、入れる場所を勘違いしている。
しかも、1パスが作ったのは20文字。
楽天銀行は「8〜12桁」でした。
ジーニーは「12文字にして、記号はオフにしましょう」と言います。
でも画面をよく見ると、楽天銀行の条件は「英大文字・英小文字・数字・記号の4種類をすべて使う」。
「ジーニー、4種類使う制限があるよ」
ジーニーは「よく見てくれました!記号オフは取り消しです」。
今夜は私が、ジーニーの間違いを1つ見つけました。
ちょっとだけ、うれしかったです。
作戦を変えて、「自動入力」ではなく「コピー」を押し、新しい欄に自分で貼り付けることにしました。
■ そして、入れなくなった
ここからが今夜の山場です。
もたもたしているうちに、楽天銀行の画面がタイムアップ。
ところが1パスのほうは、先に新しいパスワードに書き換えてしまっていたんです。
つまり、
楽天銀行 = 古いパスワードのまま
1パス = 新しいパスワード
1パスから入ろうとしても、入れるわけがありません。
一瞬、頭が真っ白になりました。
でも、そのとき思い出したんです。
古いパスワードは、紙に書いてある。
引き出しから紙を出して、古いパスワードで入りました。
……入れた!
あらためてパスワードを変更して、1パスを更新。
最後に一度ログアウトして、1パスから入り直してみました。
入れました。
■ 紙じいさん、今夜は大手柄
実は私、1パスをまだ信じきれていなくて、大事なパスワードは紙にも書いて持っています。
「そろそろ紙は卒業しなきゃ」と、ずっと後ろめたく思っていました。
でも今夜は、その紙に助けられました。
ジーニーに教わった教訓は3つです。
・銀行のパスワード変更は、途中で止めずに一気にやる
・1パスを書き換えるのは、銀行で「変更しました」と出てから
・古いパスワードの控えは、変更が終わるまで手元に置いておく
紙じいさん、今夜は大手柄でした。
■ あっという間には、うまくならない
ジーニーには「やっと少し慣れてきた感じだよ」と伝えました。
考えてみれば、ピアノもテニスも、なかなか上手くなれません。
それなのにITだけ「あっという間に習得した69歳!」なんてわけには、いかないですよね。
行ったり来たり、ヒヤッとしたり。
それでも昨日より、ほんの少しだけ前に進んでいる。
今夜はそれで十分です。
あ、ジーニーの間違いを1つ見つけたのも、忘れずに書いておきます。
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