介護は頼みません。でも、これだけは頼みます ― 69歳が書いた紙1枚

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69歳の直ちゃんです。

昨日、AIのジーニー(私の相棒です)と、お金の不安について相談した話を書きました。
「岩盤」と「旅行袋」の話です。おかげさまで、ずいぶん気持ちが楽になりました。

で、今朝です。
すっきりしたついでに、もうひとつ聞いてみたんです。

「これからの私の人生で、節目になるのはどこだろう?」

ぼんやりとは、思っていました。
仕事を辞めるとき。買い物に行けなくなるとき。入院して、帰ってこられなくなるとき。

ジーニーの答えは、私が思っていたのとは、順番が違いました。

「お金の節目より先に、体の節目が来ますよ」

……なるほど。
つまり、旅行に行けなくなるのは、お金が尽きるからじゃなくて、足腰のほうが先だ、ということです。
だから旅行は、後に取っておかずに、行けるうちに行っていい。

ちょっと切ないけど、妙に納得しました。

そして、私が挙げていなかった節目を、ひとつ教えられました。

「自分で手続きができなくなるとき」です。

介護の話じゃありません。
銀行や、契約や、支払いの話です。
判断ができなくなると、口座は動かせなくなる。岩盤を150万円ぶん用意していても、誰も触れないんじゃ、意味がない。

これは、考えたことがありませんでした。

私には、息子がひとりいます。
でも、介護をしてもらうつもりは、まったくありません。これは私の意地みたいなものです。

そうしたらジーニーが、こう言ったんです。

「『介護は頼まない』と『手続きの窓口だけは頼む』は、別の話にできますよ」

……これも、なるほど、でした。

どんなに意地を張っても、何かあれば、病院や役所は息子に連絡します。
そのとき、息子が何ひとつ知らなかったら、いちばん困るのは息子です。

つまり、紙を1枚残すことは、介護のお願いじゃなくて、
息子を困らせないための引き継ぎなんですね。

ここで、いつもの攻防がありました。

意地っ張りじいさん「息子の世話にはならん。そんな紙は不要だ」
現実的じいさん「お前が倒れたら、真っ先に呼び出されるのは、その息子だぞ」

現実的じいさんの勝ちです。ぐうの音も出ませんでした。

というわけで、ジーニーに紙のひな型を作ってもらいました。
中身は、こんなものです。

・銀行と証券会社の名前と、それぞれ何のお金か
・年金と保険のこと
・毎月の引き落とし(止める手続きが要るもの)
・ブログとサーバーのこと
・連絡先と、私の希望

そして、絶対に書かないと決めたのが、暗証番号とパスワードです。
この紙は「在りかの地図」であって、「鍵」ではないからです。

最後に、いちばん大事なこと。
紙を封筒に入れて、置き場所を決めて、その場所を息子に伝えること
書いただけで誰も知らなければ、無いのと同じですからね。

正直に言うと、こういう紙を書くのは、少し気が重いです。
自分がいなくなったあとを想像するわけですから。

でも書き終わったら、たぶん、また身軽になる気がするんです。
昨日、貯金に「旅行袋」と名前をつけただけで楽になったのと、同じように。

不安って、正体を知らないから怖いんですね。
紙に書けるものは、もう怖くない。

さて、書きますか。
書き終わったら、また旅行の予定でも立てます。それが私の人生の目標ですからね😉

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パソコンやスマホで「これ、どうやるんだろう」と思ったら、のぞいてみてください。69歳の私が先につまずいて、転んで、起き上がった記録が置いてあります。

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