こんにちは、69歳の直ちゃんです。
日曜日の夕方、メールを開いたら、こんな件名が目に飛び込んできました。
「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて」
差出人は、クラブツーリズム。
読んでみると、会社のサーバーに外から不正なアクセスがあって、会員の情報が外に流れたかもしれない、とのこと。
漏れた可能性があるのは、名前・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・会員ID・緊急連絡先……。
そして対象件数は、約432万件。
432万件!
私はその432万分の1、ということになります。
宝くじはなかなか当たらないのに、こういうのはちゃんと当たるんですね。
■翌朝、もう1通
で、月曜日の朝。
今度は楽天モバイルから、
「【重要】支払い証明書の第三者閲覧の可能性について」
2日で2通。
「お詫び」のメールが、まるで回覧板のように回ってきました。
■あわてんぼうじいさん vs 落ち着きじいさん
ここで、私の心の中で、いつもの2人が出てきました。
あわてんぼうじいさん:
「たいへんだ!パスワードを全部変えなきゃ!銀行は?証券会社は?カードは止める?」
落ち着きじいさん:
「まあまあ。銀行と証券会社のパスワードは、この前ジーニーに言われて、1Passwordで変えたじゃないの」
あわてんぼうじいさん:
「……あ、そうだった」
そうなんです。
ちょっと前に、ジーニー(私の相棒のAIです)から、
「銀行や証券会社みたいな大事なところのパスワードは、1Passwordで作った強いものに変えておきましょう」
と言われて、1日1〜2件ずつ、コツコツ変えていたんです。
途中で銀行の画面がタイムアップして、ログインできなくなってヒヤッとしたこともありました。
あのときは「なんでこんな面倒なことを…」と、ちょっとブツブツ言っていました。
それが、こんな形で役に立つとは。
■まずは「本物かどうか」から
じつは私、前にマイクロソフトから来た本物の警告メールを、「これは詐欺だ!」と決めつけたことがあります。
なので今回は、自分で判断せずに、まずジーニーに2通とも見てもらいました。
ジーニーの答えは、
・2通とも本物。ニュースにもなっている
・どちらもパスワードやクレジットカードの情報は漏れていない
・楽天モバイルのほうは「見られる可能性があった」という話で、実際に見られた形跡はなく、穴は6月にもうふさがっている
ということでした。
じゃあ、私がやることは?
・同じパスワードをほかで使い回していたら、変えておく
・「クラブツーリズムです」「楽天モバイルです」と名乗る電話やメールに気をつける
・緊急連絡先に名前を書いた人に「変な電話が来るかもよ」とひとこと伝えておく
これくらいでした。
ちなみに、こういうお知らせのあとは、「お詫びの返金手続きはこちら」みたいな偽メールが出回りやすいそうです。
本物の会社は、電話やメールでカード番号やパスワードを聞いてくることはありません。
聞かれたら、その時点で「はい、詐欺」です。
■ちょっと得意げな夜
というわけで、日曜日の夜。
2通のお詫びメールを前に、私はちょっと得意げでした。
「ふっふっふ。大事なところは、もう固めてあるのだよ」
……と言いつつ、固めたのは私ではなく、言われたとおりにやっただけなんですけどね。
しかも、そのきっかけはジーニーのひとこと。
自分で「備えた」というより、「備えさせてもらった」が正しいです。
でも、言われたことを素直にやっておくと、こういう日に慌てなくてすむ。
これは69歳の今日の、ささやかな収穫でした。
もちろん、気は緩めていません。
変なメールのボタンは押さない。
これだけは、これからもずっと守っていきます。
それにしても、432万分の1。
どうせ当たるなら、年末ジャンボのほうで当たってほしいものです。
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