懐食みちば 神無月(10月)の夜席 ― 伊勢エビは、甲冑を着てやってきた

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69歳の直ちゃんです。

昨日は、月に一度のお楽しみ、松戸の「懐食みちば」へ行ってきました。
今回のお連れも、「美の伝道師」の鈴木さん。私はもちろん、着物です。

■入口のお花

菊、リンドウ、雲竜柳、木いちご…。
スポットライトの中で、赤、オレンジ、紫が、紅葉を思わせる色合いで並んでいました。

くねくねと伸びる雲竜柳の枝が、「さあ、秋の夜のはじまりですよ」と手招きしているようでした。

■神無月の御献立

全国の神様が出雲へお出かけになる「神無月」。
神様はお留守でも、松戸の料理長はお留守じゃありません。
大竹料理長の筆の御献立を眺めながら、まずは乾杯です。

■乾杯は、生レモンサワー

グラスの向こうの小さな花入れには、秋の草と赤い実。
こんなところまで、ちゃんと秋なんです。

【健菜】焼き茄子と秋野菜のとろろかけ

いつもの、御献立には載っていないお楽しみの一品。

口に入れたとたん、焼きナスの香りが、プ~ンと鼻に抜けました。
とろろのやさしさと、焼き目の香ばしさ。秋のごあいさつとして、満点です。

【座付】引き立て一番出汁

おいしい!
この一杯が、この夜のお料理ぜんぶの土台になる…と思うと、自然と背筋が伸びます。

【前菜】
・ほうれん草のおひたし
・カマス寿司
・牛タンの利久揚げ
・銀杏フライ
・黄金チーズ

真っ赤なもみじが2枚、お皿の上で「秋ですよ」と主張しています。

気になったのは「牛タンの利久揚げ」。
牛タンにゴマをまぶして揚げたもので、タンの食感と香り、ゴマのプチプチとした食感と香りが、口の中でかけ合いを始めます。
おもしろい一品でした。

【熱燗】都美人

ここから日本酒に切り替え。都美人の熱燗です。
お猪口を持つ手が、少しずつゆるんできます。

【御椀】土瓶蒸し
松茸、海老、ハモ、三つ葉

秋の王様、松茸の登場です。
海老もハモも三つ葉も、みんな松茸の香りをまとって、ひとつのお椀の中で仲良く湯船につかっていました。

【お造り】
気仙沼の戻りカツオ、平貝

戻りカツオは脂がのって、とろ~り。
平貝は、コリコリ。
やわらかいのとコリコリの、息の合った二人組でした。

【焼物】アボカドグラタン
海老、帆立、エリンギ、白味噌、パン粉

「森のバター」と呼ばれるアボカドに、白味噌のコク。
「これなら赤ワインを合わせたい!」と、心の中で思わず叫んだ一品でした。

【本日の一品(特別注文)】アワビの肝ソース焼き

器の白、もみじの赤、そしてアワビにかけた肝ソースの深い緑。
見た目だけで、もうため息です。

ほどよい歯ごたえと、ほんのり香る磯の香り。絶品でした。

【煮物】豊年饅頭
鯛、あん肝

ここで熱燗のおかわり。2本目です。

欲張りじいさんが「もう1本いこう」とささやき、
もう一人の私が「今日は2本まで」と念を押す。
…今夜は、もう一人の私が勝ちました。たぶん。

【強肴】伊勢海老の具足煮

今月の主役、登場です。

林さんに「このお料理の名前は、どこから来たんですか?」と聞いてみると、
海老のしっぽの殻の重なりが、甲冑の「具足」の重なりに似ているところから、大竹料理長が名付けた、とのこと。

お皿をあらためて見て、思わず「確かに!」。
元自衛官としては、甲冑を着た伊勢エビに、つい敬礼したくなりました。

それから、もうひとつ気になったこと。
この伊勢エビ、いつも見る向きと、上下が反対に盛り付けられているような…?

照井さんに聞いてみると、
お料理には「頭は左」という決まりがあって、それに合わせて盛り付けているのだそうです。

なるほど…。
逆さまだったのは伊勢エビではなく、私の頭のほうでした。

【御食事】子持ち鮎の釜飯

いつものことですが、1杯目はご飯として。

2杯目は、お茶漬けにしていただきました。
この瞬間、いつも「日本人でよかった」と思います。

【水菓子】
・りんごのアイスシャーベット ヨーグルトがけ 柿とミントをのせて
・かぼちゃのプリン

■今月の推し

・伊勢海老の具足煮
・アワビの肝ソース焼き

甲冑をまとった伊勢エビと、緑の衣をまとったアワビ。
今月は、見た目も「強い」二品でした。

■この夜の「懐食みちば」のみなさん

・大竹料理長
・林さん
・林さん(メガネの林さん)
・照井さん

ホールは、
・桜井さん
・川戸さん です。

■おしゃべりのお供は、奄美大島

お料理の合間には、鈴木さんの奄美大島旅行のお話。
写メを見せてもらいながら、南国の自然にどっぷり浸かってきたお話を聞いていると、こちらまで日焼けしそうでした。

お土産にいただいた黒糖。
家に帰ってすぐ、大きめのひとかけらを口にポイ。

酔っぱらったあとに食べる黒糖の、美味しかったこと…。
熱燗2本の本当の締めくくりは、黒砂糖でした。

■そして、今朝

実は、無理を言って、鈴木さんのお家に生えているミントを、土付きのまま持ってきてもらいました。
少し大きめの鉢に植え替えて、

さっそく、今朝のデザートに2枚のせていただきました。
右下にいるのは、花芽のついたバジルです。

…あれ?
昨夜の水菓子も「柿+ミント」。
気づけば、みちばの水菓子を、自宅でちゃっかりマネしていました。

血糖値を気にするなら、果物は控えめに…。
分かってはいるんです。分かってはいるんですが、
朝のフルーツ…我慢できないんです…。

みなさんも、「美味しいお料理が食べたい!」と思ったら、ぜひ松戸の「懐食みちば」へ行ってみて下さいね。
きっと、思い出に残るお食事会になりますよ~ (^。^)

来月は霜月。どんなお料理が待っているか、今から楽しみです。

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AI直ちゃんもやっています

パソコンやスマホで「これ、どうやるんだろう」と思ったら、のぞいてみてください。69歳の私が先につまずいて、転んで、起き上がった記録が置いてあります。

▼ AI直ちゃん(シニア・初心者のためのAI入門)
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▼ 元自衛官のAI書類整理室
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