69歳の直ちゃんです。
昨夜、30年以上続けているマスターズ水泳の大会でもらったメダルを、ぜんぶ処分しました。
表彰状は以前にある程度処分したのですが、メダルだけは「せっかくだから…」と、ずっと残していました。
■きっかけは、着物3セット
今回、三重の実家から着物を3セット送ってもらいました。
ところが、うちの収納はもうパンパン。
「何かを出さないと、着物が入らないなぁ…」
そこで白羽の矢が立ったのが、メダルたちでした。
30年分の栄光が、着物3セットに場所をゆずる。
椅子取りゲームで言えば、メダルの完敗です。
■心の中の攻防
もったいないじいさん「ちょっと待て。あれは汗と涙の結晶だぞ」
すっきりじいさん「でも、最後に箱を開けたのはいつ?」
もったいないじいさん「……覚えてない」
すっきりじいさん「はい、決まり」
30年分の思い出の行き先が、10秒で決まりました。
■仕分けしていたら、ちょっとした同窓会
捨てるにあたって、3つに仕分けしました。
・メダル本体などの「金属」
・メダルが入っていた「プラスチックのケース」
・首にかけるリボンなどの「可燃ゴミ」
仕分けしながら、ふと手が止まりました。
「せっかくだから、最後に記念写真を撮ってやろう」
全部テーブルの上に並べて、写メを1枚だけ撮りました。

……こんなにありました。
自分で並べておいて、自分でびっくり。
青いケースに入ったメダルだけでも、ざっと30個以上。
テーブルの上が、ちょっとした表彰式の会場です。
最初にもらったのがいつだったかは、もう忘れてしまいました。
でも、とってもうれしかったことだけは覚えています。
紙の表彰状ももちろんうれしい。
でもメダルは、首にかけるとズシッと重さがある。
あの重さが「取ったぞ!」という実感で、また格別の高揚感がありました。
■「オレって凄くない!」と思っていた大会
特に思い出深いのが、毎年3月の最初の土日、2日間かけて開かれていたJSCAの大会です。
この大会は、1日に個人2種目+リレー2種目に出られました。
2日間で、個人メダル4個、リレーメダル4個。
表彰状が8枚に、メダルが8個。
「オレって凄くない!」
完全に、自分の水泳の実力を過信していました。
(マスターズは年齢区分が細かいので、出場者が少ない種目もあった……という事実は、当時のオレの耳には一切入っていません)
この大会は、チームで大型バスを貸し切り。
主要な駅や宿泊ホテルから会場のプールまでバスで移動するので、前日はみんなで観光。
気分はすっかり、修学旅行でした。
そして土曜の夜は、みんなで宴会。
私は、その日にもらったメダルを首からかけたまま、ビールをグビグビ。
はしゃぎまくっていました。
オリンピックの金メダリストでも、たぶんそこまではしません。
思い出すと顔から火が出そうですが、あの夜のビールは格別でした🍺
■最後にもう一度、ズシッ
今朝は、不燃ゴミの日。
メダルをレジ袋に入れて、4階の部屋から持っていきました。
……重い。
指がちぎれるかと思うくらい重い。
表彰台ではあんなにうれしかったズシッとした重さが、
今朝は、レジ袋の持ち手ごと指に食い込んできます。
30年分の思い出って、物理的にも重いんですね。
ゴミ置き場で、心の中で「ありがとう」を言って、ドアを閉めました。
部屋に戻ってスマホを見ると、昨夜の写メが1枚。
30年分のメダルも、写真にしてしまえば0グラム。
指も、まったく痛くありません😄
■自分の思い出は、自分で
これからも、元気なうちに、自分の思い出は自分で処分していこうと思います。
いつか誰かが「なにこれ、重っ!」と言いながら運ぶことになる前に。
運ぶなら、自分の指で運びます。
さて、空いた場所には着物3セット。
この着物の話は、またいつか。
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コメント
金貨🪙のメダルでないなら 処分して良かったかも?😁
水泳のメダルが、金貨なら、億万長者になってい・・・