69歳の直ちゃんです。
このところ、お金の話が続いています。
第1弾が、「岩盤」と「旅行袋」の話、第2段が、息子に残す紙1枚の話。
その続きの第3弾の最終話です。今日は、けっこう大きな決断の話をします。
昨日、3年間コツコツ続けてきた、NISAでのオルカン(全世界株のインデックス投資)の積み立てを、やめました。
積立設定の解除ボタンを押すとき、指が一瞬止まりましたよ。
3年ですからね。ちょっとした戦友です。
なぜやめたのか。
理由はひとつです。
このままだと、今を楽しむための現金が、旅行袋に入っていかないからです。
■ 通帳を見て、気がついたこと
先日ジーニー(AIの相棒です)と家計を整理して、貯金に名前をつけました。
何があっても割らない「岩盤」と、旅行に使っていい「旅行袋」です。
それで安心したんですが、よく見ると、困ったことに気づきました。
毎月の給料と年金から、せっせと積み立てに回している。
それはいいことのはずです。優等生です。
でも、そのせいで、毎月ほとんど手元にお金が残らない。
だから、いざ海外旅行に行こうとすると、貯金からドンと引き出すことになる。
すると、自由に使える貯金が、あっという間に減っていく。
つまり私は、「将来のお金」を増やすために、「今のお金」を減らしていたわけです。
69歳で、それは順番が逆じゃないか。
ここで、いつもの攻防が始まりました。
優等生じいさん「3年続けたんだぞ。やめたら根性なしだ。積み立ては続けるものだ」
今を楽しむじいさん「その積み立て、いつ使うんだ? 90歳か? 足腰が動くのは今だぞ」
今を楽しむじいさんの勝ちです。だいたい、いつも彼が勝ちます。
■ 私の頭にあるのは「波」のイメージ
うまく言えないんですが、私はこういうイメージを持っています。
毎月、収入から余ったお金が旅行袋に入る。
旅行に行くと、ドンと出ていく。
また少しずつ入る。また出ていく。
旅行袋が、出たり入ったりして、波打つ。
この波打つ範囲でしか、旅行には行かない。
これが私のルールです。
貯金がひたすら減っていく一方通行より、寄せては返す波のほうが、私にはずっと分かりやすい。
海の練習に通っているせいでしょうかね。波は減りません。返ってきますから。
ちなみに、月々の積み立てをやめると、その分は、だいたい1年に1回の海外旅行代になります。
つまり旅行代が、貯金からではなく、毎月の収入から出るようになる。
これが今回いちばんスッキリした点です。
■ 無防備でやめたわけではありません
念のため書いておきます。
やめたのは「これから買い足す分」だけです。
・何があっても割らない「岩盤」は、そのまま置いてあります
・3年間で積み立てたオルカンなどの株は、売っていません。そのまま持っています
大病をしたときや、この先どうしても大きなお金が必要になったとき。
そのときの備えは、この3年で買った株が引き受けてくれます。
少額ですけどね。それでも、持っている分は、これからも黙って働いてくれます。
だから私は「投資をやめた」というより、
「もう買い足さない。ここからは使う番だ」と決めた、という感じです。
■ 正直に言うと
もちろん、いいことばかりではありません。
積み立てをやめれば、将来お金が増える力は、確実に落ちます。
これは分かっています。
でも私は、こう考えました。
75歳、いや80歳まで働くつもりです。
必須の生活費は年金で賄えます。
岩盤があります。株も少しあります。
だったら、増やす力を少し捨てて、今の現金を手に入れる。
それが69歳の私にとっては、正しい取引だろう、と。
これはFPさんの言う正解ではないと思います。
私の答えです。人によって、答えは全然ちがうはずです。
でも、3年つけた家計簿と、AIとのキャッチボールと、自分の気持ちを全部並べた上で出した答えなので、
自分では、けっこう納得しています。
さて。
旅行袋に、今月から現金が入ってきます。
波が来たら、また海の向こうへ行こうと思います😉
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コメント
すごく判りやすいです。素晴らしい選択をしたと思います。私も太田を見習って、今を充分に楽しみたいと思います。