直ちゃんの宝物【竹バッグ③】タイムマシンに乗って新たな宝物を・・・

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この画像のラーメンは、大分名物の「とっても辛いけど美味しい」とのお土産です。まだ食べてませんけどね。

そうそう、第3弾はタイムマシンに乗って「宝物」を見つけたお話しを書きます。

高江と、私が出会ったのは、名古屋市西区にある栄養短大に入った18歳の時です。
私は、受験した大学が落ちて、仕事もしたくなくて入りました。
高江は浪人してて、一学年上の19歳でした。高江の通ってた高校は、名古屋の「北高」って呼ばれてる高校で、 名古屋では、進学校で名が知れてたようで、同級生から、「なんで北高出身なのに、栄養短大に来たの?」とか聞かれてたのを覚えています。

お店でのワインも3杯、4杯と重ねると、二人とも良い気分になってきて、
私が、「高江は、竹工房を抱えるまでになって成功してるし、オレは、オレで、自分の過ごしてきた 人生に満足してるし、また、お互いに50年たっても、健康で、こうやって一緒に飲めるから、幸せだよね。あの頃の同級生のみんなは、どうしてるんだろうねぇ〜」

って話しになり、そこからタイムマシンに乗りました。

高江:そうそう、若松って覚えてるか?
直ちゃん:確か、おぼっちゃんでアルファロメオかなんかに載ってたよね…
高江:小松、覚えてるか?
直ちゃん:覚えてるよ。あいつと銭湯に行ったとき、背中の洗いっこしてて、オレの背中を、石鹸のついたタオルで洗ってくれてる時に、「なんか背中に暖かい流れを感じる・・・」って思って、振り向いたら、アイツ、オレの背中に オシッコかけて、笑い転げてたんだ…
高  江:伊藤ってのも居たよな。
直ちゃん:確か、カローラに乗ってたヤツだよね。 
高  江:そうビビリの伊藤だよ。
直ちゃん:確か、10人くらいが名古屋から岐阜に何台かの車を連ねて、行ったとき、伊藤の車だけが遅れて、みんなに「ビビリだから、上手く車線変更出来ずに遅れたんだ…」とか、言われてたの覚えてるよ。
直ちゃん:河野も居たよな。
高  江:そう、アイツは40歳で死んじゃったからな。
直ちゃん:千葉に住んでた頃で、確か、高江から電話をもらって、その時はいけなかったけど、一周忌くらいの時に、河野の家におまいりに行ったよ。その時、初めて奥さんに会ったのを覚えているよ。
高  江:アイツ、デブちんだったけど、オシャレなヤツだったんだよな。
直ちゃん:そうそう、その当時走りのオーバーオール着てたよな。
高  江:アイツとの出会いは、栄のディスコで…
直ちゃん:そうそう、オレも高江に初めてディスコに連れて行ってもらって、「名古屋はスゴいなぁ…」って思ったよ。あの時は流行ってた曲は、ハッスルとか…
高  江:あと、阿部貴子って覚えてる?
直ちゃん:なんとなく覚えてるよ。頭が良くって、きっとした女の子だったような。あれっ、高江つき合ってたんじゃ…
高  江:そう、岐阜の土建屋の娘で、一時付き合ってたけど、振られたんだ…
高  江:山岸って、岐阜の旅館の娘覚えてるか?
直ちゃん:覚えてるよ。たしか、その旅館に高江と2人で泊まりに行って…
高  江:あの時、菱田って娘も居たよな。
直ちゃん:居た、居た。ちょっとほろ苦い、思い出のお泊りだったなぁ・・・               直ちゃん:学校行事で、岐阜の山奥の方にキャンプにいったよなぁ。               高  江:そうそう、男と女は、別々の3人一組のバンガローだったけど、その女の子3人のバンガローに、男3人で行って、酒飲んで、ちょー狭いバンガローで・・・                                     高  江:1年生のお正月休みに、長野にある岩岳スキー場の「シャモニー」というレストハウスで  バイトしたよな。                                      直ちゃん:岐阜の競輪場の的屋の親分が経営してたレストハウスね。あの時行ったのは、高江とオレと、もう一人誰だっけ?                                   高  江:村松だよ。                                    直ちゃん:ちょっとむっつりスケベなやつね。                         高  江:あの岩岳スキー場で俺達以外で働いてた的屋の子分の人たちと、毎晩花札やって、バイト代をほとんどとられたよな。あれから、学校に戻ってきたから、食堂で同級生相手に花札やって、儲けたんだけど、それが学校に見つかって、危うく退学になりそうになったんだ。                  直ちゃん:それは覚えてないなぁ~。でも、シャモニーには、2年生の冬に新しくできた彼女を連れてスキーに行ったのを覚えてるよ。夕食の時に、オレが先に席に座って待ってたら、知らない女の子が横に座って、ニコニコしてたんだ。「あれっ、この娘、だれ?」って思たことがあったよ。      まちろん、一緒に行った彼女だったんだけどね。                        お風呂上がりのすっぴんで、髪の毛がぼさぼさだったからかな?                 もちろん、その子には言ってないけどね。

こんな、たわいもない昔話に花が咲きました。                         

その時、思ったのですが、人間て、よくこんな昔のことを覚えているなぁって。              私の場合は、子供のころから「暗記」するのが苦手で、ずいぶん苦労したというか、辛い思いもしてきたのに、この年になって、学生の時の記憶が、高江と話してると、イモズル式にかつ鮮明に思い出されるなんて、一体私の脳の、どこにこの記憶が保管されてたんだろう?って不思議に思いました。

高江と有楽町駅で、「じゃあ、また。」って声をかけて別れたら、タイムマシから降りて、現実に帰って来たのが解りました。                                   なので、また、高江と飲めば「タイムマシンに乗って、あの頃にタイムスリップできる!」

「竹バッグ」は私の宝物ですが、あらためて、もう二つ、宝物を持ってることに気付きました。             それは、「高江」と「思い出」です。

皆さんも、自分の宝物を見つけてくださいね。きっと、すごい「お宝」持ってますよ!またね~!(^^)!

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