東京マラソンを200%楽しむコツ ②「なぜ応援…」続き

Uncategorized

こんにちは、直ちゃんです。

前回の続きで、2024東京マラソンでは、約1,000人の人に、「直ちゃん、がんばれ~!」って、名前を呼んで応援してもらったんだけど、

「なぜ、「直ちゃんと呼んで!」と書いたのか?」、「なぜ、名前を書いただけで、みんなが名前を呼んで応援してくれたのか?」そのあたりを書くね。

6年前の2018年5月に、山中湖一周マラソン(13.6km)に初めて参加したんだ。

その日もいいお天気で、雪をかぶった富士山と、新緑と、それを写す山中湖がキレイですがすがしいマラソン日和だったんだ。

水泳、テニスと運動はいつもしているので、脚力には、そこそこ自信があったので、完走を目指して富士山、新緑、そして美味しい5月の爽やかな空気を吸い込みながら、楽しく走ってたんだ。

コース上には、まばらだけど沿道の住人の方(年配の方が多いかな。)や、観光客とおぼしき方々が、一生懸命応援してくれてたんだ。

私は、余裕があったから、応援してくれる方には、「ありがとう。」「ありがとう。」って、手をふってこたえていたけど、ほとんどのランナーは、それどころじゃなく、ひたすら走っていくんだ。

地元の人たちは、応援して自分たちが楽しむのはもちろんのこと、イベントを盛り上げるために、おじいちゃん、おばあちゃん、子供も含めて、旗を振ったり、鐘やたいこといった鳴り物を鳴らしたりして、一生懸命にランナーを応援してるんだけど・・・

応援しても、反応のないランナーがほとんどだし、ましてや知らない人を応援してるから、「ガンバレ~、ガンバレ~」としか言いようがないし・・・

だから、私には、なんとなく応援する人たちも、ちょっとつまらなそうに見えたんだ。

その年は、そんなモヤモヤを持ちながら大会は終わったんだ。

新宿に帰る高速バスの中で、応援してくれる人たちにも、なんか楽しめることはないかなぁ・・・

と考えてて、自分が走ってるときに、私の顔を見て「ガンバレ~、ガンバレ~」って応援してもらうと嬉しかったし、

逆に、その応援をしてくれた人に、私が顔を見ながら、応援の3倍ぐらいの声で、「ありがとう!!」って答えたら喜んでくれたよなぁ・・・

そうだ、「直ちゃんと応援して!」と書いて走ったら、私も元気がもらえる。

応援する人たちも、「ちょっと、へんなこと書いてあるヤツが来たけど、直ちゃんと呼んでみるか・・・」となるんじゃないかと思ったんだ。

次の年(2019年5月)の山中湖一周マラソンで、被った麦わらハットに「直ちゃんと応援して」と書いて走ったんだ。

でも、なかなか気付いてもらえないので、

それじゃあと、乗りのよさそうな沿道のグループの応援の人たちのそばに寄って行って、被ってる麦わらハットを指さし、ゆっくりと近づいた行くと、

「直ちゃん・・・」と小声に出してくれる人が現れ、

その声が、その周りの人たちに伝播して、私を見ながら「直ちゃん、ガンバレ~、直ちゃんガンバレ~」って、広がっていったんだ。

やったぁ!って思った瞬間に、

その人たちを見ながら、大声で、「ありがとう!!」って返してたんだ。

そうしたら、私が走り去ったあとも、後ろから「直ちゃん、ガンバレ~、直ちゃん、ガンバレ~」って、お応援してくれて、私も走りながら手を振ってこたえて、

ほんの数秒のことだったけど、「ランナー(私)」と、「応援してくれた人たち」がお互いに楽しめたように感じたんだ

そのあとは、沿道の乗りのよさそうな人たちを探して、近くに寄っていって、ハットを指さして、

「直ちゃん・・・」と呼ばれたら、その10倍くらいの大声で「ありがとう!」って返して・・・

そんなことを繰り返してたら、あっという間に、超楽しくゴールしちゃって、心に残る大会になったんだ。

その後の4年間は、コロナでマラソン大会には参加してなかったけど、

2024.3月の東京マラソンに向けて、昨年(2023年5月)の山中湖1週マラソンでは、50人くらいに「直ちゃん、ガンバレ~」って応援してもらえたし、

その後の10月の諏訪湖1週ハーフマラソンでは、100人くらいに応援してもらえたんだ。

この2つの大会で改めて「直ちゃんと呼んで!」の成果を感じて、東京マラソンでは、500人、いや、1,000人の応援がもらえるかも・・・なんて妄想してたんだ。

いざ東京マラソンに臨んだら、本当に1,000人の人に「直ちゃんガンバレ~!」って、応援してもらえたんだ。

まだ、東京マラソンの話は終わらないよ。

東京マラソンを6時間も走ってると、「直ちゃん、ガンバレ~」っていう応援のされ方にも変化があったんだ。

それは、スタートからゴールに向かうにつれて「直ちゃん、ガンバレ~」っていう応援がだんだんと増えていったんだ。

ちなみに、沿道での私の知り合いの応援者は一人も居ません。

「直ちゃん、ガンバレ~」って応援してくれたのは、見ず知らずの沿道にいる一般の人たちからと、給水所なんかのボランティア人たちからね。

おまけに、最後の大手町のゴールのあたりでは、ゼッケンの下に書いた「直ちゃんと呼んで!」の文字が見えないあたりから、「直ちゃん~」、「直ちゃん~」って声が聞こえてきて、

近くに行くと、みんなハイタッチの手を差し伸べてくれて、中には「直ちゃん、おかえり~」なんて、声をかけながら、ハイタッチの手を差し伸べてくれた人もいたんだ。

その時は、ヘロヘロだったけど、めちゃ嬉しかったから、最後の力を振り絞って「ありがとう!ありがとう!」って言いながら、ハイタッチしながら駆け抜けて、ゴールしたんだ。

「応援は力になる!」、「応援は有り難い」本当にそう思いました。

けど、帰る常磐線の中で、

なぜゴールに向かうにつれて「直ちゃん、ガンバレ~」っていう応援がだんだんと増えたんだろう?

応援者の中に、知り合いは一人もいないのに?

その答えは・・・、次の記事で書くね。

コメント

  1. 相田澄男 より:

    だんだん記事を読むのが楽しみになってきた。興味深い内容です。次回も宜しくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました