「直ちゃん、ガンバレ~」の応援がスタートからゴールにかけて増えた理由。
① 【沿道の一般の応援者の応援が増えた理由】:走ってる途中に、沿道の仮装した人達と一緒に写メを撮ってたから。
② 【ボランティアの方たちの応援が増えた理由】:終盤の給水所では、水を欲しがる人が少なくなり、ボランティアの方たちがヒマになったから。
③ 遠目からでも目立つグリーンの猫耳帽子をかぶっていたから。
一つづつ説明しますね。
① 【沿道の一般の応援者の応援が増えた理由】:走ってる途中に、仮装した人達と一緒に写メを撮ってたから。
スタートしてから、思ったんだけど、さすが東京マラソン、いろいろな仮装をして走っている人が、たくさんいるんだ。
あと、沿道にも仮装して応援してる人たちも、けっこう居るんだ。ほかの大会では見たことのない人たちだよね。
私は、東京マラソンの完走は、出来たらいいけど、まともに練習もできてないし、膝も痛いし、だから、山中湖マラソンと同じく、マラソンを楽しむために、km標識の下で自撮りしたり、
面白い仮装の人がいると寄っていって「すみません、素敵な仮装なので、一緒に取らせていただけませんか?」とお願いして、自撮りしたり、
沿道にも仮装して応援してる人たちや、ノリのいい人たちのところに寄っていって、「直ちゃんと呼んで!」を指さし、応援してもらって、ついでに、その人達に「一緒に写メお願いしまぁ~す」って言って、自撮りで写メってはしゃぎながら走ってたんだ。
もちろん、その人たちは見ず知らずの人たちで、写メのデータには顔が残っているけど、
もう2度と会うことのない人たちだと思いながら、そんなノリのいい応援者グループを探しては、そばに寄っていって、はしゃいで、自撮りして、を繰り返しながら楽しく走ってたんだ。
そんな風にはしゃぎながら走ってたら、「アレ・・・この大仏のお面・・・どこかで自撮りしたような・・・」
せっかく、また会ったので、「みんなで一緒にパシャリ」
その後も、
このプロレスラーさんと自撮りした後に、
この方から、「ところで、直ちゃん、次の収容制限時間に間に合うの?」と言われて・・・
「そうだ、収容時間に引っかかる・・・」と慌てて走ろうとしたら、右太ももの筋がつって・・・
足を引きずりながら歩いてたんだけど、「この足のつったところは、諏訪湖1周ハーフマラソンでも、同じところがつったから、ここまでで、もうリタイヤするしかないな・・・」って思って1kmくらい、つった足を引きづるようにして歩いてたんだ。
そんな時、沿道にエアーサロンパスの大きいのを持ってる人がいたから、
それを借りて、右太ももの内側のつった筋に、シュ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~とたっぷりと吹きつけたんだ。
あら不思議。そうしたら、右太もものつりが、スッーと引いたんだ。
その後、少し先にトイレがあったので、トイレに入って、もしもの時ように持ってきてた冷シップを右太ももに2枚貼って、なんとか歩いたり、走ったりしながら、いけるところまで行こうと決め、
今まで、さんざん自撮りに使ったiPhotoをポケットにしまい、
まずは、29kmの収容関門クリアを目指して、走って。足がつりそうになったら歩いて、
その次は、33kmの収容関門・・・
残るは最後の37.8kmの収容関門・・・と思って、何とか関門閉鎖時間をクリアした瞬間、
「これで歩いても「完走」できる!」そう思ったら、
急に元気が湧いてきて、足の調子もよくなってきて、こころウキウキに
また、iPhotoをポケットから取り出し、パシャリ!
チーズをつまみに、ワインを飲む余裕さえ出てきて、
また、この時間になると38kmの給水所では、水を取りに来る人もまばらなので、
1か所の給水所に300人くらいいるボランティアの人たちも、水を取りに来る人がまばらになり、
ヒマになったから、とぎれとぎれに走ってくるランナーに熱い声援を送ってくれてたんだ。
そんな中に、急に元気になった、グリーンの猫耳帽子をかぶった「直ちゃんと呼んで!」と書いたのをぶら下げて、わざと見えるように給水所の近くに走ってくる変なヤツがいるから、
ボランティアのみんなも、のっちゃって、
「直ちゃん、ガンバレ~!」、「直ちゃん、ファイト!」、「直ちゃん、ガンバレ~!」、「直ちゃん~!、直ちゃん~!」と連呼され、
こっちからも、大きな声で、「ありがとう!」、「ありがとう!」って連呼するもんだから、
100mくらいの長さの給水所の間で、ずっと応援し続けられたんだ。
40kmの給水所でも同じように「直ちゃん、ガンバレ~」、「直ちゃん~!、直ちゃん~!」って連呼されてね。
そんなことしながら走ってたら、沿道の応援者の中に、「アレ、また、この仮装した人たちに会った。」
また、ちょっと行くと「アレ、また、この仮装した人たちに会った。」と、今まで出会ったグループに何度も会い、
また、仮装した人たちも、「あっ、グリーンの猫耳帽子をかぶった直ちゃんだ。「直ちゃん、ガンバレ~」って、こっちを見つけるとすぐに応援してくれたんだ。
そう、「直ちゃん、ガンバレ~」の応援がスタートからゴールにかけて増えた理由は、
沿道で仮装して応援する人たちや、ノリのいいグループは、東京マラソンを走る友達を応援するため、事前にランナーの友達と
「10kmの左側の、ここで応援してるよ。次は、25kmのここね。あと、37kmのここと、最後はあと1kmを過ぎた右側で待ってるよ。」なんて打ち合わせをしてたんだと思うよ。
「応援ナビ」もあるから、どこを何時何分に通過したかが分かるから、10kmで応援したら、次は25km地点に地下鉄で移動し、応援してたんだと思うよ。
だから、たとえば大仏さんのお面を被った人達とは、42km走ってる中で4回も会ったんだ。
そんな友達を応援することが好きな人たちだから、
初めて会ったときは、「グリーンの猫耳帽子をかぶったって、「直ちゃんと呼んで!」なんて、看板をぶら下げた変なヤツだな・・・」って思っただろうけど、
マラソンコースの中で、1回、2回会うと、親しみを持ってくれて、見ず知らずの私を応援してくれたんだと思います。
そんな友達の応援好きな人たちが、まとまって集まっている場所が、1kmを過ぎた最後の直線のところだったんだ。
だから、最後の1kmを過ぎた直線で、「直ちゃん、ガンバレ~」、「直ちゃん、お帰り~」、「直ちゃん~、直ちゃん~」って応援が続いたんだと思うんです。
最後の直線で、みんなの応援の声と、柵越しにハイタッチする自撮りは撮りました。
でも、残念ながら、このブログにどのようにアップできるのかわからないので、お見せできないのが、残念です。
私は、今この時でも、その動画を見返すたびに、こんなにたくさんの人に「直ちゃん、ガンバレ~!直ちゃん、ガンバレ~!」って、名前を呼んで応援してもらえて、幸せだったなぁ~と涙を浮かべながら感慨にふけっちゃいます。
ぜひ、皆さんも騙されたと思って「〇〇ちゃんと呼んで!」と書いて何かに挑戦してみてください。
必ず、「あの時は、チョ~楽しかった!」と、心に刻まれる1ページになりますよ。!(^^)!
コメント