同窓会で、タイムマシンに乗って、50年前に行って来ましたので、
その頃の舞台(高校)も、どうなっているのか、気になって、気になって…
17(日)に、学校に行きました。
その当時も、山の中(上)にありましたが、50年経っても、やっぱり、山の中(上)にありました。
高校生の時、私は、親に「電車とバスの定期代をもらって通学する」と言って、実際には、自転車で、1時間くらいかけて、学校までチャリ通学してました。(そのごまかしたお金を何に使ったのかは、おぼえてないです。)
自転車通学の1番の難所は、山の上にある学校までの坂道でした。
いまネットで調べたら、桑名西高校のある山は、標高77mでしたので、学校に登る坂道の長さも、500mくらいはあったと思います。なので、登り坂の途中からは、自転車を降りて、押して登っていたと思います。
ある時、そんな長い坂道を下るときに、ブレーキが効かなくなり、歩いている同級生のカバンにぶつかって、アスファルトの道から外れて、斜面に自転車なり転げ落ちる事故を起こしたのを覚えています。
新設の高校でしたので、その学校へ続く坂道の道路も新しく作られたもので、ガードレールもなく、坂道ののり面には、草が生えてましたが、杭とか、石は敷いてなかったので、幸い大きなケガはしませんでした。
その後、救急車で病院に運ばれたようですが、転落する少し前のところから、記憶がありません。
どれだけのケガをしたのかも覚えてませんが、転落したことだけは、覚えています。
救急車で病院に運ばれたので、それで、私が定期代をごまかして、自転車で通学してたのもバレました。ただ、どれだけ叱られたかは、覚えてません。
そんな思い出のある坂道でしたので、その転落事故現場がどうなっているかと思って見に行きましたが、景観がすっかり変わってて、どこか分かりませんでした。
また、学校のまわりの植生もずいぶん変わってて、当時、小さなクヌギや、桜の木だったのが、大木になってたり、当時は無かった「孟宗竹の林」にビックリしました。おまけに、自転車で転げ落ちた長い坂道の中腹あたりには高速道路の橋脚が立ってました。
学校と、自転車転落事故の坂道を探索したあと、高校時代、よく一人で走ってた、懐かしの井坂ダムに行きました。当時の井坂ダムは、1周4kmの砂利道で、人に合うことは、まずないところで、この季節は、紅葉がキレイで、水辺にはたくさんのカモがいたのを覚えています。
今は、当時の面影がまったくなく、ダムの外周道は、サイクリング・ウォーキングコースになっており、二人乗り、三人乗りができる、いろいろな形の自転車に乗ることのできるコースや、補助輪付の自転車もレンタルできる、サイクリングパークになっていました。
駐車場に車を停めて、自転車を借りて子供に自転車の乗り方を教えてる親子連れが何組もいて、「前を見て、走るのよ!」、「しっかり、漕いで。さぁ手を放すよ。」なんて、子供が自転車に補助輪なしで乗れる練習を、道路のあちこちでやってて、「乗れた、乗れた!」、「すごい、すごい!」なんて歓声が、そこここで聞こえるにぎやかな公園になってました。
やっぱり、50年という月日は、いろいろなものを変えてしまうんだなぁ・・・なんて、思うと同時に、
私の心の中に映し出されている井坂ダムは、「紅葉が美しく、水辺にカモがいて、砂利道を踏みしめて走る音だけが聞こえる静かな風景」のままです。
なぁ~んて、感傷にどっぷり浸ってきました。
みなさんも、機会があれば、ぜひ、卒業した学校に足を運んでみて下さいね。
懐かしい思い出が、カラーの動画で鮮明に思い出されますよ~ (^^♪
コメント