マンタと泳いだ‼️

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今日は、小笠原旅行で1番楽しみにしてた、チャーターした🛳️クルーズ船での「🏝️母島一周🐬シュノーケリングツアー」です。

クルーズ船の名前は、「ピンクドルフィン」、クルーは、船長の「スタンリー」さんと、ガイドの「たかみん」と、お二人の愛犬「ジャッキー」です。

2年前に小笠原に来て、聟島(むこじま)に行った時も、同じメンバーでした。(ジャッキーは居ませんでした。)
その時は、チャーター船ではありませんでしたので、他の人も乗船してましたが、今回は、私たち2人だけの贅沢クルーズです。

8:00二見港を出発し、母島に向かいました。
母島までは、2時間のクルージングです。ゆったりと、4人と1匹は、2階の操縦デッキで、2年前のクルーズの話しに花を咲かせながら母島に向かいました。

そんな中、最初に迎えてくれたのは、トビウオでした。
その次は、クロウミツバメ。
その次は、オナガミズナギドリ、コアジサシ。
その次は、カツオ鳥でした。

出港から、1時間くらいしたら、船長が10時の方向を指さし、「鳥山、鳥山」って、言われました。
「鳥山ってなんだろう…」と思いながら、その方向をよく見ると、
空に小さなゴマ粒みたいな、点々がたくさんあって、
「鳥の群れなんだ…」ってわかりました。

私には、ずいぶん遠くに見えましたが、船長が言われるには、1kmちょっと先だよ。とのことでした。
鳥山の下には、カツオの群れがいるとのことでした。
私は、カツオ鳥がいくら大きくても、さすがに、カツオを一飲みには出来ないのでは…なんて思ったので、

「カツオは、小さいんですか?」って聞いたら、
カツオは、50cmくらいの大きさで、カツオ鳥が食べるのは、カツオに追われたアジや、トビウオとのことで、
そういえば、テレビで、アジの群れが、海の中では、カツオに追われ、海面近くに追いやられ、空からは、鳥に襲われる…
そんなのを見たことを思いだしました。

アジや、トビウオの群れも、下から、空から狙われて、たまったものじゃないなぁ…なんて、思ってたら、
しばらくして、船長が2時の方向を指さし、また、「鳥山、鳥山」って教えてくれました。

船長が言うには、「鳥山」が見られること自体、珍しいことだそうです。

そんなことを聞いたら、ますます、母島クルーズへの期待が膨らみました。

海は、少し荒れてて、風もけっこう吹いてましたが、まだ見ぬ「期待」が勝って、悪天候も、それほど気にはなりませんでした。

9:30には、母島の北を航行し、
10:50には、母島の東港に入りました。

この港は、もう、10年以上前から使われなくなって、ひとっ子1人居ません。
今は、陸上からでも侵入禁止区域になってるって、ガイドブックに書いてありました。

2年前に私たちが、母島に来たときは、沖港から30分くらいバイクで走って来て、シュノーケリングしてて、魚影の濃さや、サンゴの美しさに感動したことや、ホワイトチップ(ネムリブカ)にあって、怖かったことを思いだしながら、東港の中を就航してもらいました。

その後、母島の東側のポイントで、シュノーケリングして、次に向かうときに、船長が、「イルカ」って言われ、その方向をみたら、イルカの背びれが見えました。
期待が膨らみ、すぐにシュノーケリングの準備をしましたが、群れではなく、その1匹もどこかに行っちゃいました。

ちょっとがっかりしましたが、イルカに出会えるのも、「運」なので、しょうがないなぁ…なんて思いながら、その後も、3ヶ所のポイントで、シュノーケリングして、サンゴ、お魚を見てました。
午前中の最後のポイントでは、大きないすずみの群れに囲まれて、まるで、水族館の水槽の中に居るようでした。

ただ、その時、大きなホワイトチップ(ネムリブカ)も、静かに私たちの背後に迫って来て、危うく怖くてオシッコをちびるところでした。

その後、お昼ご飯にしようと言われましたので、聟島のときみたいに、どこかの島かげの静かな浜で、アンカーを下ろして船上で食べるのかと思ってたら、

母島の沖港に入り、桟橋に船を係留して、みんなで操縦デッキでおしゃべりしながら、お昼ご飯を食べました。

せっかく母島にきたので、2年ぶりに、上陸して、すぐに、ウミガメの繁殖センターに行って、ウミガメをパチリ。

その後、急いで、前浜のガジュマルの木の下に行って、自撮りでパチリ。

急いで帰ろうとしたら、ガジュマルの木の下のベンチで、船長と、たかみんが、ジャッキーを連れて、アイスを美味しそうに食べてたので、3人と、1匹でパチリ。


その後、ジャッキーが、海で泳いでいるのをパチリ。

思いがけず、母島に上陸出来、思い出の場所に、2年ぶりに舞い戻れましたので、すごく幸せな気持ちになりました。

船は、14:40に沖港を出港しました。

残念ながら、前回の聟島クルーズのときのように、イルカとは泳げなかったけど、母島の思いでの地に舞い戻れたからよかったとしよう・・・なんて思ってジャッキーと1階デッキでのんびりしてたら、

上の操縦デッキから、船長の「マンタ‼️」って声が。

私的には、「マンタは、ダイビングで深い海で見るもの。」と思っていましたので、
「えぇーホント?」なんて思いましたが、すぐに、ウエットスーツを着て、シュノーケルをつけて、水中カメラを持って、クルーズ船の後方に2人がスタンバイして、船長の合図でジャイアンストライドで、飛び込んだら、
目の前に、デカいマンタが2匹、クルクルと水面すれすれを踊って見せてくれました。
もう、そのダンスに、呼吸も忘れてうっとりしちゃいました。

その後、マンタが、見えなくなったので、ボートに戻って、友だちと興奮して「凄かったね〜」なんて話してたら、

船長から、「もう一回行くよ、準備して!」って声がかかって、

マンタがどこに居るのかもわかりませんでしたが、船長の「飛び込んで‼️」の号令に合わせて飛び込みました。

自分のとびこだ泡で、目の前が真っ白でしたが、白い泡が消えていく足元を、見たら、マンタが真下に居ました。

ちょ〜😳ビックリ‼️
また、2匹は、ダンスを披露したくれて、背中側の濃いグレー色と、お腹側の真っ白な色と、海の濃紺…それは、それは、美しいかったです。

また、少ししたら、マンタが見えなくなったので、船に上がって、シュノーケルを外して、ウエットを脱ごうとしたら、

船長が、「もう1回行くよ!準備して!」って、声をかけられて、3度めのダイブ。
今回も、マンタの目の前に入れて、マンタにも大興奮でしたが、
飛び込んだ海の中で、「この船長さんの、腕前&合図、むちゃくちゃ上手だよね〜
3度も、マンタの目に飛び込ませてくれるなんて…」、そんな事に興奮しちゃいました。

4年前に、西表島にダイビングに行った時も、ボートから飛び込んで、そのまま25mの真下に降りたときにも、マンタのほぼ真下に降りて、
そこで、初めて、目の前で、マンタがクルクル回るダンスを間近で見ましたが、
今回は、水面すれすれでそんなダンスが眺められて、本当感動しました。

やっぱり、生きてたら、いい事あるなぁ…なんて、しみじみ思いました。

水中カメラのデータを見ると、
1回目のマンタが、13:53
2回目のマンタが、13:59
3回目のマンタが、14:03でした。
もちろん、2匹のマンタが逃げずに、私たちにダンスを披露してくれたことと思ってます。

3回の連続ダイブしたので、ウエットを脱いで、ゆっくりとしてたら、
また、船長から、「今度は、イルカ!準備して!」って号令がかかり、

慌てて、ウエットスーツを着ようとしましたが、濡れたウエットスーツは、着づらく、おまけに慌てるから、なかなか準備出来ないで、もたもたしてると、船長から、「準備いいか!」なんて、声がかけられて、また焦って…
なんとか準備して、方向を聞いてそっちに飛び込むと、今回と、イルカの群れの真横でした。

もう、5〜6匹くらいが前に居ましたので、「あぁ…、行っちゃった…」なんて思ってたら、私のすぐ左真横をイルカが追い越していってビックリ‼️


その後も、違うイルカが右側をすり抜けて行きましたので、思わず、手を伸ばしちゃいました。もちろん、触れませんけどね。

とても大きな群れで、20匹は居たと思います。イルカが、見えなくなったので、一度船に上がりました。
イルカの場合は、次もあると思って、デッキでスタンバイしましたので、
船長の「3時の方向、飛び込んで‼️」の合図で、2回目のダイブ。マンタに引き続きのダイブですので、海に飛び込んでも、余裕をもって水中を眺める余裕ができました。
そんな風に落ち着いて、観察できたので、母イルカ、子イルカのペアも見つけられ、その2匹の泳ぐ姿が、とても可愛いかったです。

水中カメラのデータを見ると、
1回目のマンタが、14:24
2回目のマンタが、14:29こちらも、ちょうど5分くらいの間隔でした。

マンタが見られたのは、まったくの運だと思いますが、イルカは、船長のスタンリーが、「滿汐には、必ずこのポイントにイルカが来るんだ!」と言ってましたので、運だけではなかったと思います。

もちろん、どんなクルーザーに乗っても、運さえ良ければ、マンタにも、イルカにも出会えるかもしれませんが、

私が、マンタを、そしてイルカを間近で見られて、かつ、撮影までできたのは、船長の「入って!」の指示に従ったからこそできたことで、スタンリー船長の海に関する「知識」と、クルーザーを扱う「技術」と、マンタやイルカの動きを見て、行く先を読む「経験」のなせるわざのたまものだった思っています。

また、今回のクルーザーのチャーターも、一緒に行ったIさんが、スタンリー船長の大ファンで、今回も、「スタンリー船長の操るクルーザーに乗って、母島をクルーズしたい!」との強い願望から、今回のクルージングも実現したことで、実は、チャーター代金も、すべてIさんもちなんです。

ですので、私は、スタンリー船長と、Iさんのおかげで、お金も出さずに、すばらしい思い出を作ることができましたので、ほんと、お二人には感謝しております。(ペコ、ペコ)

そんな、感動冷めやらぬ母島を後にして父島に向かいました。

帰り道でも、左舷側の遠くに鳥山が見えました。今日は、「たまたま」、「たまたま」、「たまたま」がいくつも重なった、本当にラッキーな1日でした。

明日も、「直ちゃんの小笠原ブログ」は続きますので、読んでくださいね~ (*^_^*)

コメント

  1. オマンタ亀太郎 より:

    マンタとイルカをあんなに近くで見ることが出来るなんて、素晴らしいところですね、それもシュノーケリングで!
    小笠原に行くなら母島のこのツアーは外せませんね。

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