初トライアスロン挑戦への焦り…
金曜日は、バイク。土曜日は、ラン。
とりあえず、この2種目は、トライアスロン本番をイメージすることは、出来ましたが、あと一つ、「スイムの練習」が出来てません。
前にも書きましたが、海水浴は別として、「海で泳いだことが無い！」、おまけに、「ダイビング用のウェットスーツを着て、泳いだことがない！」
スイムは、1番最初の種目ですし、「1.5kmを、50分以内に泳ぐ。」が、必須！
なので、「海で、ウエットスーツを着て、泳げるところはないか？」ネットで調べたら、「葛西臨海公園 西なぎさ」がありました。
もちろん、「ダイビング用のウェットスーツで、どんなふうに泳げるのか、また、泳げないのか。」なので、「電車で行こうか？」とも思ったのですが、
Google mapsで調べたら、「葛西臨海公園 西なぎさまで、28km、1時間41分」とありましたので、「ママチャリでも、行けるんじゃない⁉️ ついでに、バイク練習にもなるし！」なぁーんて、思っちゃって…
ここからが、「行きは良い良い、帰りは地獄…」の始まり、始まり〜
朝、07:50 起床
08:30 トライアスロンのYouTubeの「持ち物編」、「大会で気をつける事、5選」なんかを見ながら、お勉強。(気持ちが、盛り上がってきたぁ！)
で、本日の装備の準備をしました。
【行く時の服装・装備】
ママチャリ、ランシューズ、靴下、海パンA（本番用にはいて、お尻が痛くならないか確認する。）、Tシャツ、ヘルメット、日除ハンカチ、日除ウエアー、サポーター（ふくらはぎ用）
【持ち物:バイク用】着替えTシャツ×2
【持ち物:スイム用】
ウエットスーツ、ゴーグル(曇り止め)、キャップ、ナイロン袋大（ウエットスーツしまう用）、キャップ赤、足ふきタオル、セーム 【持ち物:その他用】
パンツ、シャツ、湿布、サイフ、携帯、充電器、リュック、ドリンク×4本、ティッシュ、アミノバイタル、小物入れケース
特に、ウェットスーツと、熱中症予防の特製ドリンク4本は、しっかりと確認してしました。
09:35 発 家から出発〜(15分)〜R6〜(20分)〜江戸川橋〜(40分)〜河川ロード〜(市街地)〜(50分)〜中川ロード〜(20分)〜11:45着 葛西臨海公園
途中、江戸川の河川敷のグラウンドで、野球、サッカー、ソフトボール、ラグビー、ラクロス、フリスビーなど、いろいろなスポーツの大会であったり、練習であったりやってました。また、私がママチャリで走っている堤防のロードコース上も、老若男女、走る人、お散歩する人、ロードバイクで猛～モースピードで駆け抜ける人･･･。みんな、スポーツが好きなんだなぁ･･･。河川敷って、いろいろながスポーツを楽しむために欠かせないばしょになってるんだなぁ･･･と思いながら、ママチャリで走ってました。（まだ、ことの時は、帰りの地獄を知る由もありませんでしたのでルンルン気分でし･･･）
まぁ、疲れはしましたが、ママチャリでも、2時間10分くらいで葛西臨海公園に到着出来ました。
「西なぎさ」は、自転車での乗り入れは出来ませんので、ママチャリを停めて、ウェットスーツなんかの荷物を持って、「西なぎさ」の橋を渡って、海を見て、アララララ…。「海が干上がってる…。」
橋を渡って、「西なぎさ」の全体が見渡せるところに、トランシーバーを持ったライフセーバーらしき人がいたので、いろいろお尋ねしました。
直ちゃん:来月、霞ヶ浦トライアスロンのオリンピックディスタンスにでます。
初めてのトライアスロンなのと、ダイビング用のウェットスーツなので、海で泳げるか試しに来ました。
ライフセーバー:私も、トライアスロンをやってます。仲間が、霞ヶ浦トライアスロン大会の役員もやってますよ。今日は、あいにくの大潮で、1時間前が干潮でしたので、13時過ぎないと、1番沖でも泳げないですね。
ちなみに、泳ぐことの出来るエリアは、ネットが張ってあります。広さは、縦(沖方向)200m×横400mですよ。
直ちゃん:ありがとうございます。ところで、トライアスロンのウエアーについて教えて下さい。
昨日、トライスーツを御徒町のジュエンに買いに行きましたが、「扱ってない。」とのことで、買えませんでした。トライスーツは、必ず必要でしょうか？Tシャツでは、ダメでしょうか？
ライフセーバー:まぁ、バイクの速度が、どれくらいかによりますよね。バイクのスピードが速くなればなるほど、空気抵抗を強く受けますからね。
30km/時以上出せる方は、必須ですね。25km/時くらいの速度なら、Ｔシャツでも大丈夫かと思いますよ。
直ちゃん:「ありがとうございました。9/15の初トライアスロン、頑張ってきます。」とお礼を言って、写メを撮らせてもらって、西なぎさを出ました。
まだ、13時まで、1.5時間もありましたので、「葛西臨海公園を探索しよう！」と、自転車で公園内を一周散策しました。公園の西側では、シンデレラ城とかも、海岸を隔てて、こんなに近くに見えましたよ。
途中、葛西臨海公園駅のコンビニで、小さな2個入のおにぎりを買って、東京オリンピック用に作られた「カヌー競技場」を見て、冷房の効いた、「東京湾周遊クルーズ」待合室で、おにぎりを食べて、外の日陰のベンチでお昼寝しました。
目が覚めたら、14時でした。やっぱり、疲れてたんだと思います。
14:05 西なぎさに行ったら、潮が満ちて、さっきとは、ずいぶん違う景色になったいました。
ダイビング用のウェットスーツに着替え、14：10 いざ、海へ！
ウエットスーツが肌にくっついて、おまけに、日差しガンガンで、暑かったですが、泳ぎ始めたら、海水がウエットスーツの中に入ってきて、ちょうど良かったです。
最初、海岸線から、一番奥のネットのところまで行きました。そこは、かろうじて足がつく程度の深さになっていました。そこから、ネット沿いに東方向（ディズニーランド方向）に、100mくらい泳ぐと、そこは東側の境界ネットになっていましたので、Ｕターンして、今度は、西方向に400ｍくらい泳ぐと、そこは、西側の境界ネットになってましたので、また、Ｕターンして東方向に泳いでいると、右足太もも（前日につったところ）がムズムズしてきて、「やばいぞ、やばいぞ･･･」と思ってたら、案の定、足がつって･･･足のつりがおさまるまで、プカプカしてて、その後、ごまかし、ごまかし足を引きづりながら海からあがりました。時間は、14:45分でしたので、30分くらい泳いだだけです。
ダイビング用のウエットスーツでも、まあ、それなりに泳げることが確認できたのは良かったですが、「右足太ももが、泳いでも、走っても、バイクに乗ってもつりやすい。」を、注意する必要があると感じました。
14:55 予定よりだいぶ遅くなりましたが、葛西臨海公園を出ました。
よく見ると、もう、この段階で、疲れが顔に出てますね。おまけに、日焼けで、鼻も赤い･･･
グーグルマップで再度、帰り道を確認して、「まあ、２時間半くらいで帰れるかなぁ・・・」くらいの甘い気持ちで、日差しガンガンの中、ペダルをこぎ始めました。
この時は、まだ、自分の体が、どうなるか分かってませんでしたからね。
私のママチャリ、6段変速なんです。市街地は、比較的平たんなので、葛西臨海公園に行く時は、一番重い６速のギヤーで走ってましたが、帰りは、走り始めて、30分くらい市街地を走ってる時に、一番重いギヤーで、ペダルを漕ぐのがきつくなってきたので、５速や、４速のギヤーに落として市街地を走りました。
また、熱中症が怖いので、水は、こまめに飲んでいました。
帰り道の、約半分くらいにあたる「江戸川の河川敷のサイクリングロード」までは、疲れていたせいで、１時間半以上かかって着きました。堤防の上は、市街地とは違い、風が通って気持ち良かったです。（この時は、そんな余裕がまだありました･･･）
それから、ひたすら、サイクリングロードを北に向かって走って行きましたが、ここでは、信号で止められることもないのですが、６速では、重くてこげなくなってきて、５速にしてこいで走ってました。
もう少しで、松戸市へ渡る「かつしか橋」のあたりで、急に両足がムズムズしてきたかと思ったら、両足とも、足のあらゆる筋肉がつり始めて･･･。
すぐに、自転車を止めて･･･休憩してたら、なんとなく治まって行きましたが、自転車に乗ってて、両足全体がつるような症状になったのは、生まれて初めてでした。
普通であれば、「かつしか橋」から、６号線沿いを通って、家まで30分で行ける距離ですが、ここからが大変でした。
明らかに、下半身が全身疲労してて、つりやすくなっているのはわかりましたが、「自転車を押して歩いても、足がつる。」、「自転車に乗っても、足がつる。」状況でしたので、何とか自分の足を、だまし、だまし、自転車に乗って6号線沿いを走って行きました。
この6号線、かつしか橋を越えて、ちょっと行くと歩道がなくなり、道路の路側帯を走るしかなく、車は80kmくらいの猛スピードで、ふらふら走ってる私の横を通り過ぎて行くんです。そのスピード感と風圧の怖い事、怖い事･･･
でも、他に通る道もなく、また、6号線のインターチェンジのところは、下の道路の上をくぐるため、少しアーチ状の登り勾配になっていて、おまけに道路幅が狭くて、でも、車はビュンビュンと走ってきて、歩くわけにもいかず、ピクピクとつりそうな足を感じながら、1速の一番軽いギヤーにして、立漕ぎで何とか越えました。
もう、足は限界で、両足全体が、ずっと、ピクピクしてるんです。
何とか、6号線から八柱に向かう分岐の道路を過ぎて、「あと15分で、八柱だ！」って、自転車をこいでいたのですが、最後の難関として、長い下り道の後の、長い登り道が待ってました･･･
さすがに、その登り道は、自転車を降りて、歩き始めたのですが、すぐに、両足に付いていると思われる、すべての筋肉がつり始めて、歩くのもままならず、自転車を止めて、路肩に座り込んで休みました。
体中、汗だく、飲物も尽きて、「フルマラソンを走った後でも、こんな風にはならなかったのに･･･」なんて思いながら、ふと、思ったのは、「もしかしたら、お昼に小さなおにぎり2個だったから、塩分が足らなくなって熱中症のようなことになっているのでは･･･」
症状が少し良くなったので、自転車を押して歩いていたら、「𠮷野家」の看板が。
Ｔシャツも、短パン（おしり）も、汗でびっしょりで、恥ずかしかったですが、「塩分と栄養を取らなきゃ･･･」と思い、「麦とろ丼+けんちん汁、サラダ、生卵付き」を食べました。
ここで、塩分を取ったせいか、休憩したせいか、足のつりも治まり、何とか自転車に乗ってクリスタルスポーツクラブに行き、プールで体をほぐして（すぐ足がつりましたが。）、ストレッチして、ジャグジーと水風呂に３回入って血管内の疲労物質を流して、
家に帰ってきてから、つるのが癖になっている右足の太ももに湿布を貼って、包帯でまいて、「神さま、夜中に足がつりませんように！」とお願いして寝ました。
なんか、もう、トライアスロンを完走したような気持になった3日間でした。
みなさんも、暑い夏は、無理な運動は「厳禁」ですよ～ (#^.^#)
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