タンポポは強し!

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見て、見て!お昼休みに近くのスーパーに納豆を買いに行って、帰ってくるときにガードレールの根元にキレイな黄色いタンポポが咲いてて、「ワァ~キレイ・・・」と思ったんですが、改めて生えてるところを見ると、                                                         きれいに整備された歩道の人工のレンガとガードレールの、あるかないかの隙間から、こんなに大きく成長してお花を咲かしてるんだ!(横からの写真)

周りを見渡すと、歩道と車道を分ける20cmくらいの高さのコンクリブロックとの隙間にも、見たことはあるけど名前を知らない他の雑草も生えてて、「このタンポポも、名前の知らないこの雑草のタネも、たまたま風に吹かれてか、雨水に流されて今生えている隙間にたどり着き、種から柔らかい根が、このコンクリートの隙間に少し入り、そこからぐいぐいと根を伸ばし、土にたどり着き、養分を吸ってここまで大きくなったんだろうなぁ・・・。」と思いました。

皆さんも、ちょっと目をつむってタンポポのタネになったつもりで、タンポポが根を伸ばすところを想像してみて下さい。                                                   【あなたはタンポポのタネちゃんです。】                                        ① 秋にあるところで、タンポポの綿毛の時に、風に吹かれていろいろなところを旅してきました。   ② 頭に生えてた綿毛は、飛び回ってるうちに折れて無くなって、あなたは、ゴマ粒みたいな「タネ」だけになってしまいしました。                                                     ③ タネだけになったあなたは、風に吹かれ、道路や歩道をゴロゴロ転がされ、人や車に踏まれそうになりながら、また、雨水に流されながら、あっちのくぼみ、こっちのくぼみを転々とし、この墨田区業平の、この歩道に作られた、あるガードレールの1本の根元の薄暗い隙間に流されました。                                              ④ 3月の初め頃のある日、少し暖かくなってきたなぁ・・・  なんか、ムズムズとしてきたと思ったら、タネのお尻が割れて、真っ白な細い柔らかな根っこが顔を出して、溝のさらに下の土の中に伸びていって。
そうこうしてるうちに、今度は、タネの頭が割れて、黄緑色の細い柔らかな新芽が顔を出して…

いかがですか、タンポポのタネちゃんになった気持ちは。

偶然かもしれませんが、今月のNHKみんなの歌で、「未来への道」が放送されてます。                     この歌の映像にタンポポのタネちゃんが登場します。                                    心がほっこりとなるようなステキな歌とアニメーション、ぜひ一度テレビで見てね。

※ ネットの解説も載せておきます。

「未来への道」

うたMarter(マーテル)
作詞Marter(マーテル)
作曲Marter(マーテル)
編曲Marter(マーテル) 黒田正信
映像アニメ:斉藤みお 清水 修

ハートウォーミングな歌声とアコースティックなサウンドが魅力的なソングライターのMarterさん。自ら世界で音楽や自然に触れ、生命の尊さ、力強さ、大事な人のありがたさなど、生きることについての思いを歌い続けているMarterさんらしい人生という旅での出会いや希望を歌った前向きな一曲です。斉藤みおさん、清水修さんによる手描きのぬくもりを感じる映像もお楽しみに!

【アニメーション:斉藤みおさんより】
最初に曲を聴いた時、Marterさんの深くて優しい声と、曲を通して刻まれるリズムに広い景色の中を何かが歩くイメージが広がりました。何度も聴くうちに歌詞の中の「いつしかまた見つけられる」というフレーズが心に残り、一度止まったものが再び歩き始めるような「再生」のイメージが加わりました。そこから、1人だけなぜか落ちてしまったタンポポの綿毛が自分の足で旅に出るという今回のアニメーションのテーマに繋がっていきました。綿毛くんが着ているのはレインコートに長靴です。自分を守る為に重い服を着ていたから落ちてしまったのかもしれませんし、歩きの旅路には必要な装備だったのかもしれません。一休みしたり釣りをしながら春夏秋冬や冷たい雨を乗り越え、綿毛くんがどこに向かうのか見届けていただけたら嬉しいです。タンポポの綿毛くんが歩く姿に力強く優しい曲のイメージが重なるといいなと思います。

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