昨夜、毎月1回の贅沢ディナー「懐食みちば」(松戸店)に行ってきました。 一緒のお相手は、いつもの美の伝道師のSさんです。 お店の夜の営業は、5時~の予約と、7時半からの予約の2区分です。 私たちはいつも5時からで予約してて、私は仕事の終わり時間の都合で、いつも5分くらい遅れてお店に入りますので、私以外のほかのお客様はスタンバイされてて、お店の入り口から席に着くまでは 「教室にいつも遅刻して入ってくる生徒」感があります。
早速、Sさんと飲み物について話し、「やっぱりドラピエ(シャンパーニュ)で行きますか。」となりました。
一度、シャンパーニュを飲むと、その芳醇な香りと、コクのある味わいが忘れられなくなって、「せっかく、高級な季節のお料理を頂くのだから、飲み物もそれに見合ったものでないと・・・」と自分を言い聞かせています。
さあ、今月(4月)のお料理は、何かな~と思いながら「卯月の夜席御献立」を眺めました。
はまぐり、稚鮎・・・春っぽい季節の言葉に、おなかが「グゥ~~~」となっちゃいました。 それでは順番に、
【先 附】いつも、このおだしから始まります。本日の御椀などの汁物のベースとなるかつおだしの一番出汁がほんの二口分くらい出され、「このだしで、お料理が進行しますよ。」と名刺代わりのよに出されます。
私は、この一番出汁は、シャンパーニュを頂くときと同じような味わい方で頂くようにしています。
① 色を眺める:透き通った淡い黄色。かつおの味は、雑味がなくすっきりしてそうだなぁ・・・ ② 香りを頂く:最初は、香ばしい香りを感じ、その後、カツオの香りが強く押し寄せてくる・・・ ③ 味を頂く:最初は、白湯のようで、舌に乗せるとうまみ、塩味、甘みが感じられ、口に含むとそれらの味わいが増幅され、飲み込むと、口の中で増幅されたかつおの風味が鼻に抜けることによって一段と強く感じ、でも口の中はスッキリと・・・なーんてね。
【前 菜】どれも美味しかったけど、やっぱり、はしりの焼ハマグリがぷりぷりしてて美味しかった。
【御 椀】季節の野菜が千切りにされてて、食べるとシャキシャキした触感が面白かったです。また、この千切り野菜の下に、アイナメのあげた身が入ってて、口に入れるとお芋のようなほくほくした触感で美味しかった。また、コショウの香りが強く、和のような、洋のような一風変わった感じの美味しい御椀でした。
【刺 身】どれも美味しかったですが、脂ののったアジにすりしょうがをのせてが美味しかったですね。
【焼 物】これも、淡いそら豆の香りや味わいの中に、エビ、タコを混ぜ込んだ、なんとも言えない味わいの焼物で、上に乗ったカリッと揚がったごぼうの食感との対比が面白かったです。また、こごみの天ぷらのほろ苦さは、春を感じさせてくれました。
【煮 物】鰆の煮つけ。美味しかったですよ。手前の真子もね。
【強 肴】ここからお肉になりますので、シャンパーニュから赤ワイン(ムートン カデ ルージュ)に。ブドウ品種は、メルロ、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフランなので、ちょっと重めって感じの赤ワインです。赤みのもも肉なので、脂っこくないから、この赤ワインくらいの重さがくらいがちょうどいいです。
【御食事】季節の釜めし(シラス御飯)を食べました。そういえば、春に東伊豆でダイビングしてた時、海底から海面を見上げた時に、たくさんのシラスがキラキラして群れてたことを思い出しました。
【水菓子】デザートって、おなか一杯でも、なんでこんなに美味しいんだろう・・・って思います。 まあ、皆さんもそうでしょうけどね。 イチゴのジュレの方は、リンゴ果汁のような酸味が加えられていて、少し甘酸っぱく、右下のあんこと草団子を一口食べ、和の甘さを味わい、お茶で口直しをし、次に、イチゴジュレで酸味を味わいながら、甘さと酸っぱさを交互に楽しみながら頂きました。
今夜も、思い出に残る最高の美味しいディナーでしたが、 Sさんから、「せっかくだから、松戸駅の反対側にスタンドバーがあるから、一杯だけ行きましょう。」と誘われての写真です。
来月(5月)は、どんなお料理か楽しみです。ちなみに5/22(火)17時~で予約しました。
皆さんも、ステキなお食事会をして、楽しい時間をお過ごしください (^^♪
コメント