奥入瀬渓流【④ 初めての混浴温泉】

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コケ散歩ツアーから、ホテルに帰って、とりあえず、コーヒーを飲んで、
次は、奥入瀬渓流の行っていない上流の滝めぐり&十和田湖周遊&酸ヶ湯温泉へ出発。

先ずは、銚子大滝。十和田湖から、1.6kmの所にあります。奥入瀬渓流の中で、唯一の本流から流れ出る渓流の中にある大きな滝ですので、水量も1番多くて迫力満点でした。

銚子大滝から、上流に行ったところに、「十和田湖から奥入瀬渓流に流れ出る水流を使って発電してる。」と聞いたので、そこを探して、ウロウロ…
あった!十和田湖の流れ口から、クルマでちょっとのところに、木々で隠してあるような水門が有りました。


この水門の片方から流れ出ている透明の水の水量が、その前に見た、銚子大滝から真っ白な泡につつまれた多量の水と、同じ水量には見えませんでした。やっぱり水って、白く泡立つことで大きくみえるんだろうなぁ・・・。


そこから、十和田湖周遊道路を北に登ったのですが、5kmくらい行ったら、また、「謎の通行止」。
それで、1日目に行った瞰湖台(かんこだい)展望台へ。
今日は、少し日が出るときもあって、西湖の前面と、山中半島を眺めることが出来ました。

そこから反転して、焼山(ホテル)方向(東)に戻り、そこから酸ヶ湯(北)に向かいました。
お天気は、霧雨でしたが、途中のブナの原生林の中を走るところは、霧雨とも相まってとても幻想的に感じました。

ちなみに、この「霧」は、東北地方特有の地形上の特性で昔から「山背(やませ)」と呼ばれる寒冷化の気象現象だそうです。
八甲田山系〜奥羽山脈が「ついたて」のようになって、東からの湿った空気が山脈で遮られ、雲ができて日光が遮られる。そうです。

薄霧の中、クネクネの八甲田山系を登ったり、降ったりしながら、標高925mの酸ヶ湯温泉に到着。

もう、15:45になっていましたが、まだ、お昼ご飯を食べて無かったので、コンビニでもあれば寄ろうと思いましたが、この辺りは、民家もないですから、コンビニがあるはずがないでした。

まずは、入口前の売店で、美味しそうなおでんが目に入ったので。

お腹が空いてたので、とっても美味しかったです。
酸ヶ湯温泉の入湯料は、タオル付きで、1,000円でした。
お風呂は、1,000人風呂、おまけに混浴。 67年間生きてきて、初めての混浴。ちょっと、ドキドキしてました。おまけに、脱衣所には、こんなレトロな注意書が…

「そうか、好奇な目、好奇な目で見たらいけないんだ。」と心に言い聞かせ、1,000人浴場の扉を開けました。
浴場の状況は…

わ~い、若い、外人の女の子もいる! ちょっと、薄っぺらに見えるのは、気のせいです・・・

1,000人浴場の全体は、40m×40mくらいの正方形で、男湯は、左側から、女湯は、右側から入るようになってて、男湯と女湯、全体の真ん中くらいまでは「ついたて」がありました。
湯船は、大きいのが2つあって、手前に10×10mのぬる湯の湯船と、奥に15m×15mの熱い湯船。

どちらも男湯と女湯がつながってて、どちらの湯船にも、「ついたて」は無いですが、湯船の真ん中あたりに、小さな看板に「←男 女→」とは書いてはありました。

浴場に入ってた人は、全部で、50人くらいで、男性が48人で、女性は2人? おまけに私よりも歳上?
「女子大生の団体でも来れば…」なんて、妄想をしてたせいか、のぼせて、メガネは無くすは…

「酸ヶ湯」の名前のどおり、酸性度が高く、硫黄の香りもしてました。湯船で顔を洗うと、目頭がシカシカと少し痛かったです。
また、温泉から帰って来て、ふと右手を見たら、シルバーの指輪が真っ黒になってて、ビックリしました。

前も、どこかの温泉に行ったときに同じような事があったことを思い出しました。

帰りは、霧の中のドライブ…  6月なのに、山の斜面では、残雪が残ってました・・・

なんて道草しながら、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルへ。

この続きは、また、明日 (^^♪

PS:YouTube版 奥入瀬渓流の旅も、よかったら見てね~

  https://youtu.be/QNQ569Urxt4

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