09:20いよいよ、スタンダードクラス(200名)のスタート時間が迫って来ました。
最初の種目「1STラン(3km)」スタート地点のトラックに続々と参加者が並び始めました。
スタートの方法は、4人が6秒おきにスタートするローリングスタート方法です。
アンクルバンド(計測器)を付けてますので、前に並ぼうが、後ろに並ぼうが、スタート時間に応じて計測されますので、タイム自体は変わりませんが、この後のロードバイクで速い人は、遅い人をより多く抜かないといけないので、前に行きます。
アナウンスで、「3分で走れる方お集まり下さい。」って言ってて、「😳えぇ〜、3kmを3分で走れる人が、このスタンダードに出ているの?」なんて思いました。
その後、3分15、3分30…なんて、3kmを速く走れる順で、呼ばれて(あくまでも自己申告ですから、どこで列に入ってもいいんですが。)
私は、「3kmを5分」で走れるあたりに並びました。
09:25ジャスト スタンダードクラスの先頭の4人がスタートしました。その後、6秒毎に4人がスタートし、私は、09:27:48にスタートでした。
スタートしてすぐに思ったのは、「なんで、9時半から、こんなに日差しがキツくて、暑いの…」でした。
1STラン(3km)では、とりあえず何人かに抜かれる程度で、走り切りました。
トランディションエリアに着いた時は、もちろん汗だくで、とりあえず準備してたアミノバイタルを特性ドリンクで飲んで、「早くバイクに乗って、涼しい風が浴びたい…」と、ロードバイクを指定乗車地点まで押して行って、かけ乗りました。
その時の風の気持ちいいこと、気持ちいいこと…って思ってた時に、「しまった…サドルにクッションを敷くのを忘れた…」
もちろん取りにも戻れないので、このまま、5周耐えるしかないと、諦めました。
ロードバイクは、基本、車と同じ左側通行で、右側を空けておき、速いロードバイクが、右側を抜いて行きます。
私が、ロードバイクに乗ってからは、右側をビュンビュンと、抜かれました。道幅の広い道路は、問題ないですが、道幅が3mくらいの狭い側道では、オートバイのようなスピードで駆け抜けていく、ロードバイクもあって、けっこう怖かったです。また、なるだけ左側に寄ろうと思っても、路肩に草が茂ってて、その草に足が当たると、これも痛いんです。
この、狭い側道を抜けると、道幅は広くなるんですが、路面の舗装が悪く、お尻が痛いんです。
そんなところでも、次から次へと速いロードバイクが連なって追い抜いて行きます。そんな悪路を飛ばして走るロードバイクから、ロードバイクボトルが飛び出すハプニングも見ました。
もちろん、その人は、ロードバイクボトルを落としたことも気が付かず、走り去って行きました…。
ロードバイクの場合は、ママチャリみたいに立ち漕ぎも出来ず、「ただ痛みに耐える…」しかありません。
また、このあたりが、風向きが向かい風になって、急にペダルが重くなったので、ギヤーを落として走りました。
また、霞ヶ浦に面した道(低い堤防)に出ると、横風が強くて、ロードバイクがふらふらしました。安定して走るには、しっかりペダルをこぐしか方法が無いので、とても疲れました。
そんな私を追い越す人、また、その追い越す人を追い越す人がいて、スピードも半端なく出してて、「どいて‼️」と叫ばびなから、あっという間に追い抜いて行くなんてのも、何回もありました。
コースは、スタンダードコースが、5周回なので、きっと、早い人には、2回くらい抜かれたと思います。また、霞ヶ浦沿岸のコースは、ミドルコース(ロードバイク70km)の人たちも走るので、おそらく、1~4周の間に、延べ200台くらいには抜かれたと思います。
さすがに、5周目に入ると、3/4以上は、私の前に行っていますので、何台かに抜かれ、何台かを抜いて・・・のような状況でした。
5周目は、「お尻が痛いのも、これが最後。横風にあおられるのもこれが最後。」と必死にペダルをこぎましたが、途中で、左ひざの裏側がつり始めて、やばいかなぁ・・・と思いましたが、なんとか最後までペダルをこぎ切れました。
ちなみに、記録を見ると、1周約8kmで、1周目(19分)、2周目(20分)、3周目(21分)、4周目(21分)、5周目(22分)で、キレイに少しづつタイムが落ちてました。
ロードバイクで、40km走り終えて、トランジションに戻ってきて、準備しておいた、冷たいスペシャルドリンクを飲んだら生き返りました。やっと、お尻の痛みからも解放され、さあ、2ndランだ!と走り始めましたが、ロードバイクで足を酷使したせいで、足が動かず、なんか、ヨタヨタとした走りしかできませんでした。
「ああ、これが、知り合いのトライアスロン選手が言ってた、ロードバイクの後にくる疲労だ。」とわかりました。「この疲労感がある時は、無理せずゆっくりと走り続けるように。」と言われてましたので、ヨタヨタと走り続けましたが、とにかく暑くて暑くて・・・途中で、東京マラソンの時と同じように、両ふくらはぎがムズムズしてきて、自分でも、「来るぞ、来るぞ」と思いながら走っていると、まず、左ふくらはぎが、「ピーン」とつりました。
立ち止まって、少し安静にして、治まったので、また、走り始めると、今度は、右のふくらはぎが「ピーン」とつって・・・こんなことを繰り返しながら、給水所では、常に水を飲んで、体に水をかけてもらって、何とかフィニッシュテープ(帯)を切りました。また、そのテープ(帯)が結構固い材質で、それが足に巻き付いて、今度は右太ももがつって、ゴールしてすぐに動けなくなりました。ボランティアの支えを受けて、ゴール地点から離れたところに移動して、足のつりがおさまるのを待ちました。
フィニッシュした感動よりも、太もものつりの痛みの方が大きかったです。
それから、レンタルバイクのBOMAの菊池さんのテントに行って、20分くらいゴロンと横になって休ませてもらい、なんとか、一人で動けるようないなりましたので、トランジションエリアに置いてある、ロードバイクや、荷物を持ってきて、片付け、13:30に大会会場を後にしました。
帰りの電車の中でも、たまに足がつり、急に立ち上がるものだから、周りの人から変な目で見られてたと思います。
16時に家に帰り付き、水シャワーと、水風呂につかり、体を洗って、ベッドに横たわったら、天国に行ったかのようにホッとして眠りにつきました。
以上が、霞ヶ浦トライアスロン大会の状況でした。
8/11日に、「トライアスロンに出る」と決めてからの40日間は、とても充実していた気がします。
やっぱり、目の前に目標を置くとやる気が出るもんですね。
これからも、目の前に「いろいろな人参」をぶら下げて人生を走り続けようと思っています。
お読みいただき、ありがとうございました。(^O^)
コメント