15日のシュノーケリングのお話です。
この日は、昨日行った、宮の浜の隣にある、釣浜に行きました。

ここは、浜の入り口のすぐ先が、島と島との海峡部にあたるため、流れが急なので、流されて、天国に召された人が多いことで知られている浜です。
また、入り口から浜まで500mの坂で、行の下り坂も大変ですが、帰りは、水にぬれた重たい荷物を持っての上り坂ですので、もっとも大変なシュノーケリングスポットです。

その代わり、水の透明度も高く、サンゴや、魚の種類も多いとのことですので、心をワクワクさせながら階段を下りました。
そんな、心のワクワクが陸上で的中しちゃったんです。
なんと、アカガシラカラスバトに出会っちゃいました。


一時は、絶滅寸前といわれた鳥です。今回出会ったアカガシラカラスバトは、まだ、幼く、頭の赤身が薄かったです。釣浜に降りる坂道は、熱帯林がうっそうと茂るジャンブルチックな場所でしたので、偶然見られたと思います。
ネット記事に載っていた「アカガシラカラスバト」の特徴を参考に載せますね。
【アカガシラカラスバトの特徴:小笠原諸島に生息するカラスバトの固有亜種。体は黒色だが、頭が褐色からピンク色で、首周りが緑色から紫色をしている。小笠原諸島では「赤ぽっぽ」の愛称で呼ばれている。人間が持ち込んだネコやネズミに捕食されてしまった結果、数十羽程度にまで生息数が激減してしまい、絶滅が危惧された。環境省第4次レッドリストでは絶滅危惧ⅠA類に指定されている。】
釣浜には、9時ちょうどに着きました。このように美しい浜です。



ちょうど、満潮のタイミングでしたので、エントリーはしやすかったです。手前にゴロゴロした海藻むした石があり、つるつるして歩きづらいエントリー口ですが、潮が満ちている間は、その上を泳いで行けますので。
海の中のサンゴ礁は、それは、それは、美しく、魚影も濃かったです。なんといっても、この浜の売りは、透明度なんじゃないかなぁ・・・なんて、個人的に思っています。この日は、「透明度50m」あったと思います。
私は、「透明度50m」は、西表島のポイントの一つで、「アンコールワット」と言われるサンゴのスポットがありますが、そこで、初めて経験して以来の「透明度50m」の場所です。
この浜でも、2回シュノーケリングしました。最初は、浜の右半分を回りました。特に、色とりどり、形もいろいろなサンゴがとてもキレイでした。




【アカマツカサ】

【ロクセンスズメダイ】

【ニザダイ】

【パイプウニ(希少品種です)】

1回目のシュノーケリングの後、休憩を兼ねて、浜の左端に、戦跡が残されてましたので、そこを見に行きました。機関銃の銃口を出すために作られた銃眼口です。釣浜に上陸した米軍を、横から機関銃射撃で一掃するために作られたものです。


こんなのを見ると、改めて、良い時代に生まれたなぁ・・・なんて、思っちゃいました。
その後、釣浜の左半分をシュノーケリングで見て、釣浜を後にしました。



一度、町中にもどって、お弁当を買って、シートピアに戻りました。そうしたら、幼馴染の「トマト屋さなちゃん」にお願いした「トマト」が2箱届いてましたので、シートピアのおかみさんに1箱プレゼントしました。

決して、下心があったわけではないんですが、結果として、この日の夕食にとっても珍しいものを頂きました。それは、あとのほうで書きますね。
とりあえず、エアコンの効いた部屋でお弁当を食べ、お昼寝をしました。

体力が回復したので、また、バイクにまたがり、製氷海岸に行きました。
ここの特徴は、鹿のツノのような枝サンゴが、びっしりと100mくらいにわたって群生しているところです。





製氷海岸でのシュノーケリングの後は、ウエイトの調整をするために、また、宮の浜へ行きました。
そこで、また、シュノーケリングもやって、その日は、お宿に戻りました。
夕飯のお食事を見てびっくり!

私たちのテーブルにだけ、こんなにデカい「かっぽれ」の「かぶと煮」が乗ってました。


先日、お宿のご主人が、聟島(むこじま)に行かれた時に、釣り上げられた「かっぽれ」の頭半分とのことでした。
私は、煮魚が大好物ですので、居酒屋に行くと、「かぶと煮」をたまに注文しますが、これほど、美味しかったことはありません。やっぱり、新鮮だからだと思います。
もちろん、「かっぽれ」自体も、初めて食べたお魚ですけどね。
いやぁ~、上陸2日目(14日)も中身の濃い1日でした。
また、明日も読んでくださいね~ (^^♪
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