ちょーホッとしてます。
7/7日曜日。外は、蒸し暑さ満点になって来ましたが、こっちは、10:13潮見駅発の冷房の効いた武蔵野線に座ってます。
外の暑苦しさとは、180度違う、爽やかな気持ちです。
泳ぎきれたのと、自分の思う泳ぎが出来たことへの満足感でです。
話しは、3時間前の時間戻って、7:25に潮見駅で武蔵野線を降りたところからお話します。
潮見駅改札を出たあたりで、「Tシャツに、リュック姿」の人たちを見て、「この人たち、ジャパンに出る人だな。」って思いました。
潮見駅から、東京アクアティクスまでは、13分と書いてあったので、それらしい人の後について、テクテク。
7〜8分歩くと、「アクアティクス」が見えてきました。
5分くらい歩くと、アクアティクスの2階に上がる階段があって、登って行くと、たくさんの人が、「どこまでならんでるの?」と言いたくなるくらい、遠くの方まで並んでました。
この風景を見た瞬間、「100mバタフライ、泳ぎきれるかなぁ…」なんて、心配は、吹っ飛んじゃいました。
心配ごとが、「泳ぎきれるかなぁ…」から、
「どれだけ並ぶんだろ…」、「場所取れるかなぁ…」、「アップの時間あるかなぁ…」って目の前の「心配ごと」に、心がスイッチしたんです。
この時、「人の悩みって、ある事で悩んでいても、目の前に差し迫った問題が現れると、こんなにスパッと入れ替わるんだ。」って思いました。
さっそく、アクアティクスの左側の真ん中へんの席を確保しました。
本番用の水着なんかを持って、更衣室へ。
アクアティクスで、プールに行くのは、初めてだったので、ウロウロしながら…
更衣室で、アップ水着に着替えて、プールに行ったら、そこはサブプールでした…。
プールにいた係の人に、メインプールまでの経路を聞いて…。
もう、人生と一緒で、いつも迷ってばかり。
メインプールは、10レーンあって、そのうちの2レーンが、スタート台から飛び込み練習が出来ましたので、とりあえず、20人くらい並んでる、レーンに並びました。
後ろに、可愛い女の子が居たので、「初めてアクアティクスに来ました。キレイなところですね。」って話しかけ、お話ししてました。
その子が、話してくれたなかで、ちょっと気になることがありました。
その子が言うには、「今回、水深が3mもあるので、レーンの下に引いてあるラインが、少し見にくくて、いつもと感じが違うんですよね。」って言われて。
この言葉が、実は、後で効いてくるんです。
練習時間の、最初の飛び込み台からのスタートは、それは気持ちよく飛び込めました。
いつものように、ドルフィンキックを8回打って、浮き上がりも、ちょっと深かったですが、まずまずと思い、50mバタフライで軽く泳いで。
スタートが気持ち良かったので、もう1本スタート台からのレーンと思って並びました。
2回は、前後に可愛い子がいなかったので、静かにしてました。
2回目のスタートも、上手く入水出来て、気持ち良くドルフィンを打って、8回目で、浮き上がろうとしたら、水面まで距離があって「腕が回せない…」
水がキレイなせいもあって、プールの底までの距離がつかめず、知らず知らずいつもより深く潜ってしまってました。
「あぁー、本番でなくて良かった。」と思いながら、「もう1本、スタートの練習をしないと。」と思って、また、スタートコースに並びました。
途中から、4つのスタートレーンに増えましたが、それでも、1つのレーンに50人以上は、並んでたと思います。
放送で、「メインプールでの公式練習は、8:40までです。」と流れて。
「間に合うかなぁ…」と思いながらも、「スタートからの浮き上がりを確認しないと、危ないし…」と思って並んでました。
なんと、私が、スタート待ちの5番目になったところで、
「スタート練習は、あと3人で終わります。」なんて、非常な放送が流れて…😭
アップが終わって、本番水着に着替えて、9:00に招集所に並んで、あとは、案内の方の言われるがままに動いてメインプールに移動しました。
狭い招集所から、メインプールに入ると、明るい光がまぶしいほどで、プールを天井から、グルリと見回すと、それは、それは、大きくて立派なプ-ルだなぁ・・・って感じました。
幾つかの待機線を進みながら、スタートコースの第7コースの席に行って、時計係の方に、「よろしくお願いします。」と頭を下げて、席に座りました。
第1コースから順番に名前を呼ばれ、「第7コース 太田直人 柏洋スマーズ」ってコールされたので、立ち上がって、頭を下げて、身体をバチバチ叩いて、気合を入れて、「さぁ、行くぞ‼️」
気をつけたことは、
⭐️スタート台に乗ったら、「スタート音に集中する。」絶対にフライングはしない!
⭐️飛び込んだら、「ドルフィンキックを4回打って、水面までの高さを見る。」
と決めて、「ピッ!」って音で飛び込みました。(奥から2人目の赤いキャップ、水着が直ちゃん)
「イチ、ニイ、サン、シイ」で、頭を少し上げて、水面までの距離を確認して、少し手のひらを上に向けて、水面までの距離を確認して、最初のストローク。(奥から2人目の赤いキャップ)
スタートからの浮き上がり、自分の中では、バッチリできました。その後も、気持ちよく泳いでましたが30mくらいのところで、「後半もあるから・・・」と、ちょっとスピードをおとして、折り返しの50mのターン。ここも、タッチ板に両手を同時につかないと失格を取られるので気を付けてターンしました。
ここまでは、なんとか腕に乳酸が溜まらず動いてました。最後のプール底に引かれた12.5mのラインを見て、「ココからなら、乳酸が溜まっても、なんとかゴールできる!」と思ってラストスパートしました。(奥から2人目の赤いキャップ)
最後は、右腕が水に引っ掛かりながらも腕を回してゴールタッチしました。
ゼイゼイ言いながら、コースに張られたロープにつかまって、プールから上がる指示を待っていましたが、「泳ぎ切れた!」との気持ちで、なんとも晴れやかでした。
プールから上がって、サブプールでダウンスイムして、観覧席に戻って、着替えて、一度家に帰るため、潮見駅まで歩いて行って、今は、冒頭の電車の中です。
一番前の車両に乗りましたので、こんなまっすぐに伸びる線路を見つけました。
「まるで、オレの未来への道みたい。どこまでも、真っすぐに伸びてる。」
なーんて、いつもの「ちょー独りよがりの世界」に浸ってました。
ジャパンのお話は、まだまだ続きまぁ~す(*^^*)
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